テスト自動化ツール「MagicPod」でテスト一括実行を行う方法
こんにちは!品質ソリューション特集部です。
今回はテスト自動化ツール「MagicPod」でテストの一括実行を行う方法を紹介します。
・ MagicPodのテスト実行方法を知りたい方
・モバイル端末のバージョンごとで一気にテストしたい方
ぜひ参考にしてみてください!
一括実行とは
まずテスト一括実行について説明します。
一括実行とは、MagicPodで作成した複数のテストケースを一気にテストをすることを言います。MagicPodでは、テストケースごとにラベルで分けてテストする方法とテスト番号を指定する方法があります。
また、モバイル端末のバージョンだけでなく機種をデバイスを変えて並行してテストを実行できます。
今回はテストケースごとにラベルで分けてテストする方法と端末のバージョンとデバイスを変えて一括実行する方法について説明していきます。
一括実行の準備
一括実行を行うにはテストケースが必要です。そのためテストケースを作成しておく必要があります。
ラベルを指定して一括実行を行う方法
ラベルを指定して一括実行を行う方法は以下の通りです。
1.プロジェクトの選択
・一括実行をしたいテストケースが入っているプロジェクトを選択します。
2.ラベルの追加
・「設定>テストケースラベル」を表示します。
・「X個のテストケースラベル」の右上にある「追加」をクリックします。
・任意の「名前」「説明」を記入しラベルの色を選択します。
・「作成」をクリックするとラベルを追加することができます。
3.テストケースにラベルを設定する
・一括実行をしたいテストケースをクリックします。
・「ラベル」の下にある「設定する」または「情報」を押下します。
・設定したいラベルのチェックボックスにチェックを入れ、「更新」を押します。
これらの操作を一括実行をしたいテストケース全てに行います。
一括実行をしたいテストケースは同じラベルを設定してください。
4.一括実行の設定
・テストケース一覧を表示し、「テスト一括実行」をクリックします。
・右上の「詳細」ボタンを押下します。
・一括実行詳細の「詳細設定> テストケースラベル」欄にある「設定」を押します。
・実行したいラベルを「含む」にドラッグ&ドロップします。
5.一括実行を行う
・右上の「テストを一括実行」ボタンをクリックすると一括実行が開始されます。
別のデバイス・バージョンで一括実行を行う方法
別のデバイス、バージョンで一括実行を行う方法は以下の通りです。
1.一括実行詳細でパターンを追加
・「テスト一括実行」を表示します。
・右上の「詳細」ボタンを押下します。
・一括実行詳細のパターン横にある「追加」を押すと「端末パターン」が表示されます。
2.端末パターンの詳細設定
・「端末パターン」の「基本設定」を表示します。
・テストしたい機種とバージョンを選択します。
端末パターンを複数追加することで他の機種(デバイス)、バージョンを一括実行することができます。
3.一括実行を行う
・右上の「テストを一括実行」ボタンをクリックすると一括実行が開始されます。
実行結果の確認方法
実行結果の確認方法は以下の2つがあります。
・テスト一括実行一覧から確認する方法
・通知メールから確認する方法
テスト一括実行一覧から確認する方法
テスト一括実行一覧から実行したテスト結果を確認することができます。
また、「テスト一括実行一覧」の右にある「 〉」をクリックするとテスト結果の詳細を確認できます。結果の詳細ではテストケースごと、端末パターンごとに確認することができます。
通知メールから確認する方法
一括実行が完了すると、プロジェクトに参加している全てのユーザーに通知メールが届きます。メールの宛先は設定されているメールアドレス宛てに届きます。
また通知メールは届かないように設定ができ、デフォルトでは通知メールが届くようになっています。そのため、必要がない場合は設定で変更が必要です。 メールだけではなく、Slackで通知を受け取れるよう設定もできます。
まとめ
今回は、MagicPodの一括実行の操作方法を紹介しました。
今回紹介しきれなかった、テスト番号を指定する一括実行方法やファイルを変更してテスト実施方法など便利な機能がたくさんあります。
テストを一気に並行して行いたい方は、今回の方法をぜひ試してみてください!
公式サイトはこちらです!
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
参考文献
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