Umbrellaの新しい機能とライセンス
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
先日、Umbrella SIGにAdvantageライセンスが追加されました。
Umbrella SIG Advantageとは
今までのUmbrella SIG Essentialsとの違いは下記になります。
- セキュア Web ゲートウェイ(SWG)
Secure Malware Analytics(旧 Threat Grid)で疑わしいファイルを分析(サンドボックス)
Essentials:500サンプル
↓
Advantage:無制限
- クラウドアプリセキュリティ制御(CASB)
契約クラウドのファイルストレージをスキャン、マルウェアを除去
Essentials:2アプリ
↓
Advantage:4アプリ - クラウド提供型ファイアウォール(CDFW)
アプリケーションの可視化と制御、および侵入防御システム
Essentials:オプション
↓
Advantage:標準提供 - データ漏洩防止(DLP)
Essentials:オプション
↓
Advantage:標準提供
新しい機能ブラウザアイソレーションとは
ライセンス追加に合わせて新機能も追加されました。
ブラウザアイソレーション(ブラウザ分離)とはデバイスから分離されたクラウドの仮想環境でリスキーなWebサイト閲覧を無害化するソリューションです。
通常はSWGで悪意のあるコンテンツはSWGでブロックされますが、ブラウザ分離の場合は未知のブラウザ脆弱性を突かれても仮想環境のためローカル環境へのリスクが少なくなります。
Umbrellaのブラウザアイソレーション 機能はSIG Essentials、 Advantageのどちらもオプション提供となります。
3つのライセンスパターンでブラウザ分離出来る範囲が異なります。(分離範囲が広ければそのままお値段もUP)
- Isolate Risky
未分類、または潜在的に危険なセキュリティカテゴリの Web サイト閲覧を分離
※危険なサイトのみブラウザ分離 - Isolate Web Apps
Box や Slack、Gmail など特定のアプリ、または SNS やファイルストレージなど特定のカテゴリでアプリを分離
※SNSやシャドーIT系のみブラウザ分離 - Isolate Any
任意の宛先(ドメイン、URL、IP アドレス)、任意のコンテンツカテゴリ、任意のアプリを制限なく分離
今回はUmbrellaの新しい機能とライセンスについてご紹介しました。
ブラウザアイソレーション機能については近日検証をいたします。