Catalyst9000シリーズAP 製造時期によるWLCにJoin出来ない事象
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Catalyst9000シリーズAP 製造時期によるWLCにJoin出来ない事象についてご紹介します。
事象
2022年9月以降に製造された Cisco Catalyst9000シリーズのアクセスポイントがAireOS・IOS-XEベースそれぞれのWLCにJoin出来ない問題があります。
対象APはWLCへのDiscovery Request送信⇒Discovery response受信後、Join Requestを送信せずに以下のようなエラーメッセージを出力し、接続に失敗します。
Discovery response from MWAR 'CONTROLLER-NAME' running version w.x.y.z is rejected.
今回の事象について日本国内用のアクセスポイントで該当する型番は「C9105」となります。
解決策
- AireOS
8.10.171.x 以前を利用している場合は8.10.18x以降にアップデートしてください - IOS XE
現在利用のバージョンに従いアップグレードしてください。
まとめ
- 2022年9月製造のAPはWLCのOSアップデートが必要な場合がある
今回はCatalyst9000シリーズAP 製造時期によるWLCにJoin出来ない事象についてご紹介しました。