Terastation(NAS)でのUPS連動をしてみた

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Terastation(NAS)でのUPS連動についてご紹介します。

バックアップ先でNASを利用することがあったのでUPS連動でのシャットダウン連携をしました。

構成

TerastationはPowerChute(UPS連動シャットダウンソフト)をインストール出来ないですが設定によりUPS連動が可能です。

UPSは大体の機種に対応しています。構成例はAPC製UPSを使用しています。

https://www.buffalo.jp/taiou/product/search/?type=302

・対応UPS : 対応情報 | バッファロー (buffalo.jp)

設定

  1. NASの電源ケーブルとUSBケーブルをUPSに接続します。
  2. UPSの電源を起動し、続いてNASの電源を起動します。
  3. NASのGUI設定画面で[管理]をクリックします。
  4. 「電源管理」の横にある設定アイコンをクリックします。
  5. [編集]をクリックします。
  6. 各項目を設定し、[OK]をクリックします。

メリットと留意事項

メリット

簡単な設定で、電源障害時の設定ができる。

幅広いUPSに対応しているため、UPSの機種に関わらず設定を統一できる。

留意事項

設定後はUSBケーブルは接続したままにする。外した場合は電源が正常であってもエラーが出ます。

PowerChuteなどUPS電源管理ソフトウェアを導入しているサーバと同じUPSから電源供給する場合はUPS連携設定は使用しない。

https://www.apc.com/jp/ja/faqs/FAQ000018581/

・Smart-UPS LCD (SMT/SMXシリーズ) 電源障害時にNASをシャットダウンできますか

まとめ

  • PowerChuteがインストール出来なくてもNAS側で対応していればUPS連動は可能
  • ネットワークシャットダウンは出来ないのでUSB接続が必要

今回はTerastation(NAS)でのUPS連動についてご紹介しました。