Cisco ISR4200, 4300, 4400シリーズ 2023年11月、一部ISR1100シリーズ2023年5月販売終了
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cisco ISR4200, 4300, 4400シリーズ 2023年11月、ISR1100シリーズ2023年5月販売終了についてご紹介します。
Cisco ISR 4000シリーズ販売終了
Cisco ISR 4000シリーズがついに販売終了となります。ISR G2シリーズ後継機として長らく使われていました。
なお、販売終了後に5年でサポート終了となり保守費も終了後に2回値上がりをします。
後継機Catalyst 8000シリーズ
後継機はCatalyst 8200、8300シリーズとなります。
Catalyst 8000シリーズはDNAスマートライセンスが必須となります。
Catalyst 8000シリーズのDNAスマートライセンス
DNAスマートライセンスは利用帯域で購入するライセンスが異なりますのでリプレース前の利用帯域を確認する必要があります。
- IPSec利用あり
15Mbpsまで:T0
100Mbpsまで:T1
1Gbpsまで:T2 - IPSec利用なし
帯域関係なくT0
となり、IPSecを利用しない場合はT0で問題ないです。(DNA-C-T0-A-3Y or DNA-C-T0-E-3Y)
次にAdvanced機能を利用するかでEssentialかAdvancedかを選択します。
- オーバーレイ機能:MPLS、VXLAN等
- セキュリティ:MACSEC-256、ALG for ZBFW等
- シスコイノベーション機能:SMU Patching、ISSU等
- ユニファイドコミュニケーション:SRST等
- WAN最適化:Cisco WAAS RTU
Voice Gatewayとして利用する場合はAdvancedライセンスが必要です。(DNA-C-T0-A-3Y)
一部ISR 1100シリーズ販売終了
こちらはC1131の新しい型番になりますのでC1101やC1111等の型番で導入検討されていた方は変更検討をされたほうが良いかと思います。
まとめ
- ISR 4000シリーズが2023年11月に販売終了
- 後継機はCatalyst 8000シリーズ
- Catalyst 8000シリーズはDNAスマートライセンスが必須
- 一部ISR1100シリーズの販売終了、C1131型番になる
今回はCisco ISR4200, 4300, 4400シリーズ 2023年11月、ISR1100シリーズ2023年5月販売終了についてご紹介しました。