【SASE】ブラウザの脆弱性対策にブラウザアイソレーション
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、【SASE】ブラウザの脆弱性対策にブラウザアイソレーションについてご紹介します。
ブラウザの脆弱性
OS脆弱性はパッチ管理しているかと思いますが、ブラウザ、Webアプリケーションのパッチ管理までは中々難しいと思いますが日々(毎月1件程度)ブラウザの脆弱性が出ておりパッチ適用は必須となっています。
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SASE以前のブラウザアイソレーション
SASE以前のブラウザアイソレーションと言えばVDIや仮想アプリケーション形式で「自治体情報システム強靭性向上モデル」のインターネット分離だとこの形式が多かったかと思います。
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SASEでのブラウザアイソレーション
SASE以前はオンプレミスのプライベートクラウド仮想環境でブラウザ画面転送を行っていましたがSASEはクラウドのSWG(Secure Web Gateway)内に実装されています。そのため、ブラウザ用の専用アプリケーションではなくブラウザ内で画面転送される動作となります。
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まとめ
- ブラウザのパッチ(バージョン)管理が出来ていない場合はブラウザアイソレーションでセキュリティを強化できる
- SASE時代のブラウザアイソレーションはVDIや仮想アプリケーションではなくSWG(Secure Web Gateway)内の機能としてブラウザのみで対応している
- SWG(Secure Web Gateway)のURLフィルタリングである程度は防げるがSASE時代は多層防御でセキュリティを高めていく
今回は【SASE】ブラウザの脆弱性対策にブラウザアイソレーションについてご紹介しました。