FortiGate Cloud(v25.1) 自動アップグレードの仕様変更について
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、FortiGate Cloud(v25.1) 自動アップグレードの仕様変更についてご紹介します。
FortiGate Cloud v25.1より 自動アップグレードステータスの選択欄がなくなる
有償版のFortiGate Cloudにて、
FortiGate Cloud v24.4以前では、ファームウェアプロファイルに「自動アップグレードステータス」にて、アップデートの有効化、無効化が指定できましたが、
FortiGate Cloud v25.1では、選択欄がなくなりました。
また、この変更に伴い、v24.4で「自動アップグレードステータス」を無効化で設定していたプロファイルでも自動アップグレードが実行されるようになりました。
v24.4以前のファームウェアプロファイル追加画面

v25.1のファームウェアプロファイル追加画面

自動アップグレードを無効化にする手順
自動アップグレードを無効化にする場合は、ファームウェアプロファイルをNoneに指定する必要があります。
設定手順は下記となります。
1)FortiGate Cloudへログイン。
2)[アセット]にて対象のFortiGateを右クリック。
3)[グループ管理]、[タスクステータス]をクリックし、該当の自動アップグレードのタスクを右クリックし、[キャンセル]をクリック。
※タスクが無ければ、4.以降を実施。
4)[アセット]にて、対象のFortiGateを右クリック。
5)[グループ管理]、[ファームウェアプロファイルを割り当て]をクリック。
6)[ファームウェアプロファイルを設定]ウィザードにあるプルダウンより、「None」を選択し、[送信]をクリック。


まとめ
- FortiGate Cloud v25.1より自動アップグレードの仕様変更
- v24.4で自動アップグレードステータスを無効化にしていても、自動アップグレードが実行されてしまう。
- ファームウェアプロファイルをNoneに指定することで自動アップグレードを無効化にすることが可能
今回はFortiGate Cloud(v25.1) 自動アップグレードの仕様変更についてご紹介しました。