Meraki MVのモーションアラート機能を試してみた
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Meraki MVでのモーションアラートの設定についてご紹介します。
Meraki MVのモーションアラートとは
Meraki MVのモーションアラートは、防犯カメラなどでも利用される人や車などの動きを検知し、アラートする機能です。
- スケジュール設定により、深夜帯など特定の時間帯における不正侵入者を検知・アラート
- Merakiダッシュボードから検出トリガ・感度などをチューニング可能。また、過去のモーション情報を元にアラート生成の粒度が事前表示される。
今回はこちらの設定をご紹介します。
モーションアラート設定
Meraki側設定
1.Meraki ダッシュボードから、対象のネットワークを選択します。
2.「カメラ」からモーションアラートを設定するカメラホスト名を選択します。
3.「設定」から「モーションアラート」を選択します。
4 .各項目を設定します。今回はアラートスケジュールをあらかじめ設定した「営業日」としました。トリガーの最小イベント時間とモーション感度はカメラを設置する場所の人や車などの流れを元にチューニング可能です。
5.アラート対象エリアはモーションアラートの対象としたい範囲を映像範囲からドラッグドロップで選択可能です。以下は設定イメージになります。
6.各項目を入力した後に、過去のデータを元に生成されるアラートの予測数が表示されます。アラートの流量を見ながら前述の設定をチューニングして下さい。
7 .設定変更が完了したら、「保存」を選択します。
動作確認
1.先ほどモーションアラートで設定したアラートエリアに入ってみます。
2.Merakiネットワークでデフォルト設定されているアラートメール送付先にモーションアラートのメールが送付されます。
なお、モーションアラートのメール送付先は対象ネットワークのアラート設定で個別指定も可能です。
3.メールにあるリンク先をクリックすると、ダッシュボードからモーションアラートを検知した時間の録画データが参照できます。画面は諸事情で網伏せにしていますが、実際にはきちんと録画されますのでご安心ください。
まとめ
- Meraki MVは一般的な防犯カメラと同様のモーション検知機能搭載。スケジュール設定と組み合わせる事で不審者の物理的な侵入検知が可能。
- 通常のMeraki NW機器設定と同じダッシュボードで設定できる為、SEにとっては親和性が高い。
今回はMeraki MVのモーションアラート機能についてご紹介しました。