Cato Networks プロダクトアップデート(2023/11/20)

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cato Networks プロダクトアップデート(2023/11/20)についてご紹介します。

新機能と機能強化

  • ソケットの接続ステータスの可視性の強化:
    ソケットのポートとリンクのステータスを表示するために次の機能強化を行いました。
    • これらのページでは、ソケットの物理ポートと接続ステータスを 1 つのステータスフィールドに結合しました。
      • トポロジ – ソケット プレビュー パネル
      • ソケット -ポートステータス列
    • 「ソケット」ページに、セカンダリソケットリンク用の新しいポートステータス列を追加しました。
  • ソケット再接続イベント メッセージの改善:
    ソケットが再接続された理由を説明する詳細をイベントに追加しました。たとえば、WAN ケーブルが切断されて再接続されたためにソケットが再接続されると、イベント メッセージには「WAN ポートが物理的に切断された後に再接続されました」と表示されます。
    • サイトの [スナップショット] ページで改善された再接続理由、および[tunnelReconnectionReason]フィールドでAccountSnapshot API クエリを確認することもできます。

Cato SDP クライアントのアップデートとリリース

  • Windows クライアント バージョン 5.9: 
    2023 年 11 月 20 日から、Windows クライアント バージョン 5.9 のロールアウトを開始します。このバージョンには以下が含まれます:
    • 安全なリモート インターネット アクセスの新しいエクスペリエンス (早期提供) :
    • 安全なインターネット アクセスのユーザー エクスペリエンスを変革する新機能を導入します。ユーザーはワンタイム認証に基づくインターネット セキュリティの恩恵を受けることができ、ビジネス継続性を確保しながら常時接続を使用できます。
      • ワンタイム認証によるリモート インターネット セキュリティ:
        安全なインターネット アクセスを実現するには、リモート ユーザーは一度認証するだけで済みます。
        • Cato セキュリティ ポリシーは、このモードではインターネット トラフィックに対して常に適用され、ユーザーは再認証することなく継続的にアクセスできます。
      • 常時接続のための新しいバイパス モード:
        ユーザーは管理者の承認を待たずに一時的にインターネットにアクセスできます。ユーザーはクライアントで理由を指定すると、一時的に常時接続をバイパスしてクライアントを切断できます。
        • バイパスの期間は管理者が設定できます
      • 常時復旧モード: Cato Cloud への接続が利用できない場合でも、ユーザーはインターネットにアクセスできます。たとえば、キャプティブ ポータルによりクライアントが Cato クラウドに接続できない場合でも、ユーザーは引き続きインターネットにアクセスできます。ただし、Cato のセキュリティはバイパスされます。
    • デバイスの状態チェックによるセキュリティ状態の向上:
      デバイスの状態プロファイル内に DLP のチェックを含めることができるようになりました。デバイス ポスチャ プロファイルは、クライアント接続およびセキュリティ ポリシーに含めることができます。
    • クライアント UI の改善:クライアント UI が更新され、以下が表示されます。
      • クライアントが Cato Cloud への接続を確立する際に問題が発生した場合のメッセージ
      • 常時オンが強制されているかどうかの表示が設定ページに移動されました。
    • デバイスの状態チェックのベンダーとバージョンの更新:
      クライアントが使用するOPSWAT フレームワークをバージョン 4.4.3.3714 に更新しました。
  • Android クライアント バージョン 5.0.1.115: 
    2023 年 11 月 20 日から、Android クライアントの新しいバージョンが Google Play ストアで利用可能になります。このバージョンには以下が含まれます:
    • デバイスの状態チェックによるセキュリティ状態の向上:
      デバイスの状態プロファイル内にデバイス証明書のチェックを含めることができるようになりました。デバイス ポスチャ プロファイルは、クライアント接続およびセキュリティ ポリシーに含めることができます。
    • バグ修正と機能強化:このバージョンには、次のような多数のセキュリティ機能強化とバグ修正が含まれています。
      • Always-On が有効になっているユーザーの問題を解決しました。機内モードが有効または無効になるまでクライアントが Cato クラウドに接続できませんでした。
  • デバイスの状態チェックによるセキュリティ状態の向上:
    デバイスの状態プロファイル内に DLP のチェックを含めることができるようになりました。デバイス ポスチャ プロファイルは、クライアント接続およびセキュリティ ポリシーに含めることができます。
    • macOS バージョン 5.4.3 からサポート

今回はCato Networks プロダクトアップデート(2023/11/20)についてご紹介しました。