Meraki Switch(MS120) でMAC address frappingが出力される現象

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Meraki Switch(MS120) でMAC address frappingが出力される現象についてご紹介します。

現象

  • 機器
    Meraki MS120
  • 事象
    flappingが起きる構成ではないのに「MAC address flapping」のlogが大量に表示された

原因

装置間のMACアドレスの最小差分を「10」とするlotで製造されていたことが起因となる。

MS120-8は10port(アップリンク含)であるが装置に搭載されている最後のportは装置MAC+10となり、そのportがsourceとなるパケットが発生した際にMACアドレスの差分が「10」しかない他装置とMACアドレス競合が発生してMACアドレスがflapしているように見える事象が発生した。

実際はflapしていないので表示上の問題となります。

まとめ

  • システム構成のロットの組み合わせによってはMACアドレスがバッティングしてflapしているように見える
  • 実際にはflapしていないので表示上の問題
  • Meraki Switchに限らず同様のことは起きる可能性がある

今回はMeraki Switch(MS120) でMAC address frappingが出力される現象についてご紹介しました。