Cisco IOS XE Smart Licensing Using Policy利用環境でCPU、メモリ使用率が高くなる可能性
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cisco IOS XE Smart Licensing Using Policy利用環境でCPU、メモリ使用率が高くなる可能性についてご紹介します。
該当バージョン
スマートライセンスは定期的にレポートをアップする必要がありますが正常にレポートが送信できない場合に蓄積され事象が発生します。
- IOS XE該当バージョン
17.3.2a、17.3.3、17.3.4、17.3.5、17.3.6
17.5.1
17.6.1、17.6.2、17.6.3、17.6.4
17.4.1
17.7.1 - 事象原因
デバイスと Cisco Smart Software Manager (CSSM) の間の通信に問題があるとレポートがデバイス上に蓄積されるためCPU、メモリ使用率が高くなる
事象発生時は下記のログが出力される
%SMART_LIC-3-COMM_FAILED: Communications failure with the Cisco Smart Software Manager (CSSM) : Communications failure
回避策、修正バージョン
- 回避策
レポートをリセットして再起動が必要です
license smart factory reset
reload
- 修正バージョンにアップデートする
17.3.7以上
17.6.5以上
17.9.1以上
メーカアナウンス
まとめ
- スマートライセンス利用時に正常にレポート送信できず蓄積されると事象が発生する
- 修正バージョンにアップデートする
- アップデートが難しい場合は定期的にレポート削除、再起動を実施する
今回はCisco IOS XE Smart Licensing Using Policy利用環境でCPU、メモリ使用率が高くなる可能性についてご紹介しました。