Cisco Unified Communication Manager(CUCM) 5001台目以降のIP Phoneのレジストに失敗する事象
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cisco Unified Communication Manager(CUCM) 5001台目以降のIP Phoneのレジストに失敗する事象についてご紹介します。
事象
5000台まではIP Phoneのレジストが行われるが、5001台目以降のIP Phoneはレジストに失敗して5001台目以降のIP Phoneが利用できない。
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原因
CallManagerのサービスパラメータの「Maximum Number of Registered Device」がデフォルト設定(5000)になっているため。
対処
CallManagerのサービスパラメータの「Maximum Number of Registered Device」の設定値を上限変更する。
※上記のパラメータはClusterwide Parameterではないため、CallManagerサービスが動作しているCUCM全てで設定する必要あり
まとめ
- サービスパラメータの最大レジストデバイス数が5000までになっている
- 複数のCallManagerサービスがある場合は全てのCUCMで設定が必要
今回はCisco Unified Communication Manager(CUCM) 5001台目以降のIP Phoneのレジストに失敗する事象についてご紹介しました。