Cato Networks SASEの出口PoP指定
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cato Networks SASEの出口PoP指定についてご紹介します。
Cato Networks SASEのグローバルPoP
Cato Networks SASEは世界各国にPoPを配備しており出口として利用できます。なお、日本以外に定住している従業員はその国用のライセンスが必要です。
Cato Networks SASEのグローバルPoPは適切な入口PoP、出口PoPを利用して通信を最適化します。
出口PoPは固定IP、特定の国を指定することも出来ます。
Cato Networks SASEの出口PoP指定
1.Network Rulesで設定します。
2.適当な名前を付け、Rule Typeを「Internet」にします。
送信元を設定します。今回は特定のSDPユーザの時に適用されます。
3.固定IPを送信元にしたい場合は「NAT」で固定IPをアサインします。基本ライセンスに固定IPは3個付与されます。(4個目からはオプション)
この例ではTokyo、Osakaの出口PoPを固定IP化しています。
4.特定のPoPを出口にしたい場合は、「Route Via」でLocationを設定します。今回はロサンゼルスを指定します。
Geoローケーションを確認できるサイトでロサンゼルスから通信していることが確認できました。
グローバルPoPを利用することによって、送信元国を制限しているコンテンツにアクセス可能になります。
まとめ
- Cato Networks SASEは通信を最適化するため最適な入口、出口PoPを選択している
- 出口PoPを指定して任意のPoPを出口とすることが可能
今回はCato Networks SASEの出口PoP指定についてご紹介しました。