Zscaler Internet Access(ZIA)でクラウドアプリケーション可視化
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Zscaler Internet Access(ZIA)でクラウドアプリケーション可視化についてご紹介します。
Zscaler Internet Access(ZIA)導入前のモニタリングやシャドーIT対策
モニタリングせずにクラウドアプリケーション制御(CASB)するとユーザ部門で利用しているクラウドアプリケーションが利用できなくなり業務影響が出てしまいます。まずはクラウドアプリケーション利用状況を把握してから制御することをオススメします。
モニタリングはZscaler Internet Access(ZIA)のCASB機能でクラウドアプリケーションの可視化が出来ます。また、会社が許可していないクラウドアプリケーションの可視化(シャドーIT対策)にも活用できます。
クラウドアプリケーションの利用状況確認
1.サマリー >Web概要 でダッシュボードを選択します。
2.下記図のように、Twitter、Facebook、Instagramなどクラウドアプリケーションの利用状況がグラフ化されてリアルタイムに表示されます。
クラウドアプリケーションのアクション状況確認
クラウドアプリケーションについてアクセス状況だけでなく、どのようなアクションを行ったかなどの動作も指定して可視化することができます。
ダッシュボードにウィジェットを追加してクラウドアプリケーションでアクションを指定して表示する設定を追加します。
1.画面右上の+ボタンを押してウィジェットを追加します。
2.データタイプでクラウドアプリケーションを選択します。
3.フィルターを追加でクラウドアプリケーションのアクティビティを指定して可視化ができます。ここではSNSのアクティビティを選択します。
4.SNSのアクティビティでは、ビューと発行でフィルタが可能です。ビューは閲覧のみのアクセス、発行はTwitterなどのSNSに投稿を行った操作を抽出が可能です。
クラウドアプリケーションの指定アクティビティ
Zscaler Internet Access(ZIA)で指定できる主なクラウドアプリケーションのアクティビティは、以下があります。
クラウドアプリケーションにアクセスしたかどうかだけでなく、そのアプリケーションで何をしたかまで可視化することができます。
アクションについては制御にも利用できます。
- SNSのアクティビティ
- ビュー
- 発行
- Webメールのアクティビティ
- ビュー
- 添付ファイルを送信
- 送信
- ストリーミングアクティビティ
- Listen
- アップロード
- IMのアクティビティ
- ファイルを送信
- ファイル受信
- メッセージを送信
- メッセージ受信
- ファイル共有のアクティビティ
- ビュー
- アップロード
まとめ
- クラウドアプリケーション可視化でシャドーIT対策が出来る
- クラウドアプリケーション制御前にモニタリングを推奨
- クラウドアプリケーションのアクションも可視化、制御が出来る
今回はZscaler Internet Access(ZIA)でクラウドアプリケーション可視化についてご紹介しました。