Umbrellaでの固定IP機能(2022年7月からの予定)
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Umbrellaでの固定IP機能(2022年7月からの予定)についてご紹介します。
固定IP機能
Microsoft 365や他SaaSにて接続元の許可IPアドレスを制御してシャドーIT等を防ぐパターンがよく実装されています。
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Umbrellaでの固定IP機能の仕様(2022年7月時点)
社内からの通信
社内からの通信はルータ等のVPN機器でUmbrella間をIPSecトンネルを張る必要があります。エージェントやPACではサポートされません。
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社外からの通信
社外からの通信もデバイスからUmbrella間をIPSecトンネルを張る必要があります。
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制限事項
現時点(2022年7月)での制限事項です。
- RBI(リモートブラウザ分離)は固定IP機能をサポートしていません
- 利用するにはオプション(UMB-RESERVED-IP)購入が必要です。また、事前のメーカ承認と最低2個の購入が前提となります
- 利用セッション数によりドロップする可能性がある
- エニーキャスト環境でも今後サポート予定
参考URL
まとめ
- Umbrellaでも固定IP機能が実装された
- IPSecトンネル環境必須の制限があるため従来環境で利用できるかは検討が必要
- メーカ承認と最低2個のオプション購入が必要
今回はUmbrellaでの固定IP機能(2022年7月からの予定)についてご紹介しました。