Umbrellaの送信元固定IP機能(2022年1月から)とIPエンフォース機能サポート終了
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
Umbrellaの送信元固定IP機能(2022年1月から)が発表されました。
【2022年7月4日追記】
固定IP機能については別記事にて作成しました。
Umbrellaでの送信元固定IP機能
【2022年2月15日追記】
メーカドキュメントが更新されたので確認したところ、思っていた機能ではありませんでした。
通信、障害発生時もIPアドレス変更が起こらない機能となり、固定IPアドレスの指定が出来るわけでないです。
https://support.umbrella.com/hc/en-us/articles/360059095552-SWG-IP-Persistence
他のSWGでは実装されてましたが、Umbrellaでもようやく送信元固定IP機能が実装されます。
送信元固定IP機能とは
SaaSで実装されることが多いですがオフィスのみから接続を許可したい場合などに送信元IPアドレスを設定します。
SWG経由の場合に送信元IPアドレスが固定できない場合はこのSaaSでの機能を利用できませんでした。
本機能に155.190.0.0/26のブロックが追加されるためSaaS側に送信元IPアドレスとして設定が必要です。
IPエンフォース機能のサポート終了
ローミングクライアント、AnyConnectでサポートされているIPエンフォース機能の終了がアナウンスされました。
- ローミングクライアント
2022年7月31日提供終了 - Anyconnect 4.x
Anyconnect 5からはサポートなしのため、Anyconnect 4.xサポート終了まで
IPエンフォース機能とは
IPエンフォース機能とはこの機能によってFQDNではなくIPアドレスで直接アクセスする時も危険なサイトへのアクセスをブロックできます。
また、Web以外のプロトコルも危険なサイトのIPアドレスをブロックできます。
今回はUmbrellaの送信元固定IP機能(2022年1月から)、についてお伝えしました。