Power BI スライサーの基本操作

前回は、データ読み込み時の変換について紹介しました。
【前回の記事はこちら】
Power BI データの変換⓶

今回から2回にわたり、レポート内の抽出条件を設定するスライサーについて説明していきます。

<目次>

1.スライサー

1-1. スライサーとは

スライサーは、データを抽出する条件を設定できる機能です。表示しているデータに絞り込みをかけ、見たいデータだけを表示することができます。

1-2. 設定方法

1.新しいビジュアルを選択

2.視覚化の欄からスライサーのアイコンを選択

3.絞り込み条件となる項目をフィールドから追加

1-3. 操作方法

1.絞り込みたい項目を選択(今回は四国を選択)

2.四国のデータだけ表示されました

1-4. 絞り込みたい項目の複数選択


絞り込みたい条件が複数ある場合について、項目を複数選択できるようにする方法は2つあります。

【1】Ctrlキーを押しながら複数項目を選択
画面でCtrlキーを押しながらクリックすることで、複数選択が可能となります。 

【2】書式設定を変更する
こちらの書式設定を行えば【1】のようにCtrキーを押さなくても
クリックするだけで複数選択が可能となります。

<設定手順>
1.対象のスライサーを選択し、書式設定を開く

2.Ctrl キーで複数選択をオフに変更する

1-5. スライサーの種類

■一覧
値の一覧をチェックボックスの形で表示します(文字列、数字、日付型に対応)
あらかじめすべての項目が表示されています

■ドロップダウン
クリックすると一覧が表示されます(文字列、数字、日付型に対応)

■期間の指定
横の〇をスライスする事で範囲を選択する(数字、日付型に対応)

■相対日付
今日の日付や数日前からと指定する条件(日付型に対応)

1-6. スライサーの種類の変更

スライサー右上▽から変更したい種類を選択します。(スライサーの項目の型に応じた種類のみ表示されます)

いかがだったでしょうか?
他にもPower BI に関する様々なケースの対処法や手順を紹介していきますので、今後も是非ご覧ください。

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