Cato Networks プロダクトアップデート(2025/11/17)
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cato Networks プロダクトアップデート(2025/11/17)についてご紹介します。
新機能と機能強化
- 自律型WANファイアウォールインサイトの強化: AIを活用したWANファイアウォールルールのインサイトは、Catoの推奨事項への準拠状況を評価し、ファイアウォール構成とセキュリティ体制の最適化を実現します。新たに追加された「許容度の高いルールをレビュー」インサイトでは、以下の機能を活用して、制限が厳しすぎるファイアウォールルールを特定し、改善するための推奨事項が提供されます。
- トポロジカルヒューリスティック: LLMベースの判断だけでなく、ネットワークトポロジ分析を使用して過度に許容的なルールを特定します。
- 拡張されたビジネスコンテキストとメタデータ:豊富なコンテキスト詳細により、各推奨事項の背後にある意図と運用上の影響を把握できます。
- ルールの説明の改善:より明確で、より柔軟で、包括的なルールの説明により、意思決定が迅速化されます。
- 実行可能な次のステップ:効果的なルールの最適化を導き、施行を強化するための追加のターゲット推奨事項を受け取る
- XOpsサイトオペレーションストーリーを調査するための新しいアクション:関連データに迅速にアクセスし、分析を簡素化するために、サイトオペレーションストーリーページから直接新しいアクションを実行できるようになりました(XOpsライセンスが必要です)。各アクションによって取得されたデータは、ストーリータイムラインに直接表示されます。サポートされているアクションは以下のとおりです。
- ISP テンプレートへのデータのエクスポート:問題発生時のアンダーレイの ICMP および Traceroute 結果を提供します。
- IPsecステータスの取得: IPsecトンネルの現在のステータスと構成パラメータを取得します。
- BGPステータスの取得: BGPセッションの現在のステータスと設定パラメータを取得します。
- ソケット サイトのゼロタッチ プロビジョニングの機能強化:オンプレミスのソケットの展開を簡素化するために、ソケットがインターネットに接続される前でも、シリアル番号 (S/N) を使用してソケットをサイトに事前割り当てできるようになりました (アカウント > ソケットとアクセサリ)。
- 以前は、ソケットはサイトにインターネット接続を割り当てる必要がありました
- この機能のビデオ録画を見るにはここをクリックしてください
- iOS クライアント v5.6.4:新しいクライアントは、11 月 16 日の週に App Store からダウンロードできるようになります。このバージョンには次のものが含まれます。
- 安定性の向上
- セキュリティアップデート
- バグ修正
- WAN ネットワークルール用の Terraform モジュール: Infrastructure as Code により、WAN ネットワークルールの 導入と管理を効率化します。管理者は、WAN ネットワークルールとセクションを JSON で定義し、Terraform を使用してネットワークルールページの更新を自動化できます。
- 構造化されたJSONファイルからWANネットワークルールとセクションの一括インポートを自動化します
- CMA でのポリシー更新中にルールの順序、セクション階層、および項目の配置を維持する
注:このアップデートで説明されているコンテンツは、2週間かけてCato PoPに段階的に展開されます。また、Cato管理アプリケーションでも、PoPと同じ2週間の展開期間内に新機能が段階的に有効化されます。詳細については、こちらの記事をご覧ください。予定されているメンテナンススケジュールの詳細については、 Catoステータスページをご覧ください
今回はCato Networks プロダクトアップデート(2025/11/17)についてご紹介しました。



