CatoクライアントmacOS Verison5.5
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、CatoクライアントmacOS Verison5.5についてご紹介します。
概要
macOS クライアント version 5.5 がリリースされました。
下記クライアントソフトウェアのダウンロードサイトでもリリースされております。
アップデート内容
macOS クライアント version5.5 の段階的なロールアウトは、2024 年 1 月 8 日週から始まりました。
このバージョンには次のものが含まれます。
- Always-On の機能強化
ビジネスの継続性を維持しながら Always-On を確実に使用できるようにする新機能を導入します。
- 常時接続のための新しいバイパス モード
- ユーザーは管理者の承認を待たずに一時的にインターネットにアクセス できます。ユーザーがクライアントで理由を指定すると、Always-On を一時的にバイパスしてクライアントを切断できます。
- 常時復旧モード:
- Cato Cloud への接続が利用できない場合でも、ユーザーはインターネットにアクセスできます。たとえば、キャプティブ ポータルによりクライアントが Cato Cloud に接続できない場合でも、ユーザーは Cato のセキュリティをバイパスしてインターネットにアクセスできます。
- デバイスの状態チェックの改善
新しいバージョンでは、新しいデバイスの状態チェックがサポートされ、マルウェア対策チェックが強化されています。
- 新しい DLP デバイス ポスチャ チェック
- デバイス ポスチャ プロファイル 内に DLP のチェックを含めることができるようになりました。デバイス ポスチャ プロファイルは、クライアント接続およびセキュリティ ポリシーに含めることができます。
- マルウェア対策デバイス チェックのリアルタイム保護
- 接続されたデバイスは 継続的に検証され 、マルウェア対策デバイス チェックの要件を満たしていることが確認されます。
- macOS Sonoma のサポート
クライアントは macOS Sonoma (macOS 14) をサポートするようになりました。
- 安定性の向上
新しいクライアント バージョンでは、ネットワークの安定性が向上しました。主な改善点は次のとおりです。
- ネットワーク変更時の復元力
- デバイスがウェイクアップした後の認証
- 接続時間の最適化
詳細は下記サイトに記載がございます。
Catoクライアントの画面変化
以下アップデートされました。
まとめ
細かいアップデート内容となりますが、常時復旧モードなど有効な場面がございますので通信要件に合わせてご活用ください。
今回はCatoクライアントmacOS Verison5.5についてご紹介しました。