BIG-IP LTM ver15以降でのTLS1.3の有効化
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、BIG-IP LTM ver15以降でのTLS1.3の有効化についてご紹介します。
BIG-IPのver15.0.0以降のバージョンでは、TLS1.3はデフォルトで無効化となりました。
TLS1.3を有効化する際には、「Option List」の「No TLSv1.3」を「Available Option」に移動させた上で、「Ciphers」から「f5-default」を選択が必要となります。
(単純に「Option List」の「No TLSv1.3」を「Available Option」に移動させただけでは、設定ができません。)
まとめ
- BIG-IP ver15以降ではTLS1.3が無効化されている
- TLS1.3パラメータも無効になっているものがある(0-RTT等)で必要に応じて設定する
- BIG-IP ver14以下では本番環境でのTLS1.3利用はメーカ非推奨となる
今回はBIG-IP LTM ver15以降でのTLS1.3の有効化についてご紹介しました。