Fortigate アラートメール機能

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Fortigate アラートメール機能についてご紹介します。

アラートメール機能仕様

  • しきい値、ログ内容を指定して、FortiGateからEメールを送信する機能
  • CLIのみで設定可能
  • デフォルトはFortinetのSMTPサーバから送信され別途SMTPサーバを建てる必要がありません
  • 送信先メールアドレスを3つまで設定可能

アラートメール設定例

config alertemail setting
    set username “alert@notification.fortinet.net”	①アラートメールの差出人名(最大63文字)
    set mailto1 “mail1@example.com”		②アラートメールの送信先メールアドレス(最大63文字)3つまで。
    set mailto2 "mail2@example.com"
    set mailto3 "mail3@example.com"
    set filter-mode threshold			③アラートメールメッセージのフィルタ方法(category/threshold)
    set severity alert				④フィルタするログレベルの設定
end

差出人メールアドレスはSMTPサーバに合わせて設定ください。SFPレコード等が一致しない場合は迷惑メール判定され受信出来ない可能性があります。

動作確認

指定したログレベル動作をしてアラートメール受信を確認します。

まとめ

  • アラートメール機能は別途SMTPサーバを用意しなくても利用可能
  • CLIから設定可能
  • SMTPサーバに合わせて差出人メールアドレスを設定する

今回はFortigate アラートメール機能についてご紹介しました。