FortiGate OSサポート状況

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、FortiGate OSサポート状況についてご紹介します。

FortiGate OSサポート状況

最新版のver7.2がリリースされましたが日本の代理店でリリースするには時間がかかるかと思います。

2022年11月から一部代理店でver7.2がサポート開始されました。

2023年5月にver7.4がリリースされましたが、日本の代理店ではまだリリースされておりません。

バージョンリリース日End of Engineering Support(EOES)End of Support(EOS)
7.42023/05/112026/5/112027/11/11
7.22022/03/312025/03/312026/09/30
7.02021/03/302024/03/302025/09/30
6.42020/03/312023/03/312024/09/30
6.2(*)2019/03/282022/03/282023/09/28
6.0(*)2018/03/292021/03/292022/09/29

(*)6.2、6.0以上にアップデートできない機器のみハードウェアEOLまでサポート

  • End of Engineering Support(EOES) リリースから36ヶ月
    不具合等の調査についてはメーカでの対応が限定され、脆弱性対応以外の不具合改修は基本的に行われません。
  • End of Support(EOS) EOESから18ヶ月
    メーカのサポートが終了します。

ver6.2以前をご利用の方はバージョンアップを計画することをオススメします。

アップデート事前調査

脆弱性調査

バージョンアップのきっかけである脆弱性調査は下記のサイトが便利です。メーカ毎のCVEがまとまっています。

UTMは直接インターネットに接続するため脆弱性対応は必須です。

SSL-VPNの脆弱性も2020年に攻撃が増えましたが、脆弱性情報は2019年には出ていたため適時対応していれば防ぐことは可能でした。

リリースノート

アップデートするバージョンが決まったらリリースノートに注意事項が無いか確認します。

アップグレードパス

Fortigateはいくつかのバージョンを経由してバージョンアップする必要が出てきますのでアップグレードパスツールで必要なバージョンを洗い出します。

Forti管理ツール、MSSで管理する

日々の管理も重要です。管理工数がさけない場合はMSSに外部委託することも検討してください。

Forti管理ツールは以前のエントリを参考にしてください。

まとめ

  • FortiGate OSサポート状況
    サポートバージョンを確認する
  • 脆弱性調査
    現在のバージョンに脆弱性があるか確認する
  • リリースノート
    注意事項があるか確認する
  • アップグレードパス
    経由するバージョンを準備する
  • Forti管理ツールやMSS
    日々、問題がないか管理する

今回はFortiGate OSサポート状況についてご紹介しました。