Merakiライセンスの注意点
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Merakiライセンスの注意点についてご紹介します。
Co-Terminationライセンス更新
Co-Terminationライセンスは組織(Org)全体で1つのライセンス有効期限で管理する形式です。
更新する際は全デバイス分のライセンスが入ったキーである必要があります。
Per-Deviceライセンス更新
Per-Deviceライセンスは1台のデバイスごとにライセンスを付与する形式です。
以前はダッシュボードから変更可能でしたが、現在は英語でケースオープンして依頼する必要があります。
また、一度Per-Deviceライセンスに変更した場合はCo-Terminationライセンスには戻れません。
Merakiはライセンス有効期限後、30日は猶予期間として利用可能となりますが更新ライセンスを適用すると遡り適用となりますので前のライセンス有効期限後からライセンス開始となります。
また、30日猶予期間後はシャットダウンされ利用不可となります。
- 猶予期間10日時に1年ライセンスを投入
ライセンス有効期限355日として適用される - 猶予期間終了後に1年ライセンスを投入
ライセンス有効期限335日として適用される
また、1Dayライセンスはライセンス終了期間調整用のライセンスの位置づけで短期間の利用は想定しておりません。
MXライセンス
組織(Org)内のライセンス統一
Meraki MXは3種類のライセンスEnterprise, Advanced Security , Secure SD-WAN Plusがありますが組織(Org)で統一する必要があります。
本社はAdvanced Security、拠点でEnterpriseというような構成は出来ません。
冗長構成時のライセンス
Active、Standby構成時は1つのライセンスがあれば問題ありません。
MV Senseライセンス
MV Senseライセンスは第2世代カメラを利用する場合は10台分の期限なしライセンスが付与されます。
11台目から有償ライセンスを購入する必要があります。
参考URL
- Co-Terminationライセンス
- Per-Deviceライセンス
まとめ
- Co-Terminationライセンス更新は全ての機器ライセンスが入ったらキーで更新する
- Per-Deviceライセンス更新は猶予期間から遡りで適用される
- MXライセンスは組織(Org)で統一が必要
今回はMerakiライセンスの注意点についてご紹介しました。