Zscaler Internet Access(ZIA)の送信元固定IPアドレス機能
こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回はZscaler Internet Access(ZIA)の固定IPアドレス機能についてご紹介します。
Zscaler Internet Access(ZIA)の送信元固定IPアドレス機能
Zscaler Internet Access(ZIA)の送信元固定IPアドレス機能ではZscaler Private Access(ZPA)で利用されるApp Connectorを利用します。
App ConnectorはLinuxベースのアプリケーションでパブリッククラウドではマーケットプレイスに準備されています。
注意点はパブリッククラウドではサーバリソース費用はもちろんですがネットワーク利用量が多いと料金が高くなるので普段のトラフィック量を把握してから導入しましょう。
常時ソースIPアドレスの制限をしているサイトだと全トラフィックをApp Connector経由にする必要がありますが
Microsoft365を利用していて認証で利用されるAzureADのみ固定ソースIPアドレス機能を利用するなど利用アプリケーションで通信量の削減は可能です。
Oracle Cloud Infrastructureだと最初の10TBまで無料で以降の追加料金も比較的安価なのでオススメです。
送信元固定IPアドレス機能の注意点
Zscaler Internet Access(ZIA)の送信元固定IPアドレス機能は指定FQDNに対してApp Connectorを経由して通信する機能です。
全てのWebサイトをApp Connector経由する利用方法は出来ません。
例えばMicrosoft 365で送信元IP制御をする場合は、認証部分のFQDN部分のみを指定します。
今回はZscaler Internet Access(ZIA)の送信元固定IPアドレス機能についてご紹介しました。