Cisco Duoで認証サービスを登録してみた

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
Duoは単体では動作せず、何らかの認証サービスを紐付ける必要があります。
(Active DirecoryとかLDAPとかAzureADとか)
今回はDuoで認証サービス紐付け設定してみました。

Duo

1.「Single Sign-On」、「Add SAML Identity Provider」を選択します。

2.XMLファイルダウンロードか、パラメータを控えておきます。

3.パラメータを設定します。

  • Display Name
    表示名を入力します
  • Entity ID
    jumpcloudと連携する共通名を入力します
  • Single Sign-On URL
    jumpcloudのURLを入力します
  • Username normalization
    normalizationを使わないのでNoneにします

jumpcloud

10ユーザまではライセンスフリーのSaaS型認証サービスのjumpcloudをDuoに紐づけてみました。

https://jumpcloud.com/

1.「SSO」を選択します。

2.「+」、「Custom SAML App」を選択します。

3.「Display Label」に判別しやすい名前を付けます。

4.Single Sing-On Configrationは下記を設定します。

  • IdP Entitiy ID
    Duoとの共通名を入力します
  • SP Entitiry ID
    Duoで表示されるURLを入力します
  • ACS URL
    Duoで表示されるURLを入力します
  • SAMLSubject NameID
    emailを入力します
  • SAMLSubject NameID Format
    urn:oasis:names:tc:SAML:1.1:nameid-format:emailAddress を入力します
  • IDP URL
    Duoに設定するURLを入力します

Attributeは下記を入力します

  • Email=email
  • Username=username

5.ユーザを作成します。
「Users」から作成します。

「+」⇒「Manual user entry」を入力します。

下記を設定します。

  1. Username
  2. Company Email

Password Settingsで手動パスワードを設定します。

以上でDuoへのDirectoryサービス登録は完了です。
次回はデバイストラスト(デバイスの可視化)を紹介します。