RPAツールの分類
こんにちは。
TECHVANのRPAチームです!
前回は、そもそもRPAとはなんだ? ということをお話しましたね。
今回はRPAツールにはどのような分類があるのかということをお話いたします。
そもそもRPAのツールってそんなにたくさんあるの?
と考える方もいるのではないかと思います。
大まかな分類、それぞれのツールの違いを具体的なツールの説明を交えながら説明していきたいと思います。
RPAの分類
まずRPAにどのような分類があるのかから説明していきます。
大まかにRPAはサーバー型とクライアント型の2つに分類されます。
この2つの型について表にして違いを見ていきましょう。
大きな違い
サーバー型とクライアント型の一番の違いはロボットが動く範囲です。
サーバー型はロボットがサーバーで動くため、大量のデータを素早く処理することができます。
また、ロボットがサーバーにあるためサーバーにアクセスできるPCであれば多数のPCで稼働することができます。
サーバー型の主な代表例は、このブログで取り上げていくAutomation Anywhereです。
クライアント型はロボットがクライアントのPC内(デスクトップ)で働きます。
そのため基本的には1台のPCで完了できる業務のみが自動可能になります。 ロボットは1台のPCに1つなので小規模な導入に適しています。
クライアント型の主な代表例は、UiPathやWinActorです。
しかし、最近はこのクライアント型のことをRDPと呼ぶことが多いです。
RDAとはロボティク・デスクトップ・オートメーションの略で、デスクトップ上にロボットが存在し、デスクトップ上の自動化を指します。
基本編にはRPAとRDAは同じものです。
RPAはデスクトップ上とサーバー上の両方の自動化を指しますが、RDAはデスクトップ上の自動化のみを指します。
RPAをサーバー型、RDAをクライアント型と分けて呼ぶ場合もあります。
最近では、非常に多くの企業様が、WinActorやUiPathなどで、数年前からスモールスタートでRPAを利用してみて、今後、より拡大していくにあたって、サーバー型の導入に切り替えることを検討されております。
まとめ
つまり、もしRPAを導入する場合…
大量のデータを扱って大規模に導入したい!
という方にはサーバー型がおすすめ。
PC1台で完了する業務を部署レベル等の小規模で導入したい!
という方にはクライアント型がおすすめです。
扱う業務の内容や規模、予算に応じて、どのRPAツールを導入するかが重要です。