メールの開封・クリック率を高め、Salesforce で効果を可視化しよう!

Pardot でメールマーケティングを行う際に、メールの開封・クリック率を高めることが重要です。
より効果が高いメールを送るための機能をご紹介します!
Pardot には、A/Bテストという機能があり、2種類のメールテンプレートを一部のプロスペクトに送り、より効果的だったメールテンプレートを残りのプロスペクトへ自動配信することができます。

そして、Salesforce 側でどれだけ開封・クリックされたかをレポートやダッシュボードで可視化することができます。
Salesforce に連携したプロスペクト情報と組み合わせることで、次のマーケティング施策への対策を考えることができます。
ぜひ、参考にしてみてください!

目次

1.キャンペーンの作成(Salesforce)
2.メンバーの追加(Pardot or Salesforce)
3.リストメールの作成 (Pardot)
4.レポートの作成 (Salesforce)
5.まとめ

1.キャンペーンの作成(Salesforce)

はじめに、Salesforce上でキャンペーンの作成を行います。
キャンペーン名は取り組むマーケティング施策などをタイトルにします。
そして、メンバーの状況に「開封」「クリック」を追加しておきます。
(A/Bテストを行うリストメールの完了アクションには、この2種類と登録解除のみ設定ができます。)

2.メンバーの追加(Pardot)

次に、キャンペーンに紐づくメンバーを追加します。
Pardot で作成したリストをそのままキャンペーンに追加ができるので、対象となるスタティックリストを作成します。
リスト作成後に、セグメンテーションルールにてキャンペーンに追加します。

リストの作成に関しては、下記記事も参考にしてみてください。
リストを作成して、メルマガを配信しよう!

3.リストメールの作成 (Pardot)

A/Bテストを行うリストメールを作成します。
マーケティング>メール>新規リストメール

A/Bテストだからといって、予め二つ作成する必要はありません。
Pardot では、Aで作ったものを画面内で Bにそのままコピペすることで複製ができます。
A/Bテストの基本的な考え方として、一つの異なる要素を比較することが重要です。
あらゆる箇所を変えてしまうと、何が効果的だったのかを判断するのが難しくなるからです。
タイトルだけ変えてみて、開封率を比べてみるのもよいと思います。

メールの内容が完成したら、A/Bテスト・完了アクション設定を行います。
これで、より効果的なメールがリストに対して自動送信されるようになります!

4.レポートの作成 (Salesforce)

最後にSalesforce側でレポートの作成を行います。
レポートタイプは、「キャンペーン>キャンペーンメンバーが関連するキャンペーン」を選択します。

あとは、見たい項目を行や列に追加するだけです!
先ほど設定した開封やクリックなどのステータスは、メンバーの状況から確認できます。
どういった属性の人が開封していてるが、クリックまで届かなかったのかなど分析ができます。

慣れてくると、カスタム項目を追加し、より細かな分析を行うこともできます。
その際は、プログレッシブプロファイリング(段階的な情報収集)についての下記ブログも参考にしてみてください。
フォームの入力負担を減らしながら、必要な情報を集める方法!~前編~

5.まとめ

お疲れ様でした!
Pardot × Salesforce だからこそ、これだけシンプルな設定で実現できます。
この他にもデータの連携など、様々な記事を用意しておりますので、ご覧いただければ幸いです。

弊社では、上記のような“Pardot” と “Salesforce” の連携サポートや、
システム間のデータ連携サービスを展開しています。

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