Cato Networks プロダクトアップデート(2025/8/11)

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Cato Networks プロダクトアップデート(2025/8/11)についてご紹介します。

新機能と機能強化

  • AIアシスタントにAPIが組み込まれ、クエリを生成: AIアシスタントにCato APIガイダンスが追加され、GraphQLクエリ生成のサポートも可能になりました。プロンプトを/apiで開始し、自然言語で質問するだけで、以下の操作が可能になります。
    • Cato APIに関する情報を取得する
    • 一般的な GraphQL クエリを作成します(アカウント固有のデータは含まれません)
    • この機能のビデオ録画を見るにはここをクリックしてください
  • アプリケーション制御およびデータ保護ポリシーの管理エクスペリエンスの強化:アプリケーション制御データ保護ファイル制御の各ポリシーにおいて、より高速で柔軟性の高い制御を実現し、複雑なルールベースを容易に管理できます。強化された機能には以下が含まれます。
  • アプリケーション制御とデータ保護のユーザークライアント通知のカスタマイズ:アプリケーション制御またはデータ制御ルールによってリモートユーザーの操作がブロックされた場合、通知が表示されます。この通知のタイトルとテキストをカスタマイズすることで、組織に合わせて任意の言語でメッセージを表示できるようになりました。
  • CMA でのカスタム SCIM アプリ統合のサポート: Cato SCIM アプリを持たない IdP の場合、カスタム SCIM アプリを Cato アカウントに統合することで、ユーザーのプロビジョニングと管理を効率化できるようになりました。
  • APIによるサイト帯域幅ライセンスの管理:単一ライセンスおよびプールライセンスのサイトライセンスの割り当て、置換、更新、削除を行うための新しいベータAPIが追加されました。詳細については、Cato APIの変更ログをご覧ください。
  • ネットワーク範囲の一括プロビジョニングを実現するTerraformモジュール:新しいネットワーク範囲モジュール(network-ranges-bulk)を使用すると、Infrastructure as Code(IACS)を用いて、サイトにおけるネットワーク範囲の大規模なプロビジョニングを自動化できます。CI/CDパイプラインと統合され、同時ポリシー管理をサポートしているため、複数の管理者がネットワーク範囲を並行して編集・公開できます。

注:このアップデートで説明されているコンテンツは、2週間かけてCato PoPに段階的に展開されます。また、Cato管理アプリケーションでも、PoPと同じ2週間の展開期間に段階的に新機能が有効化されます。詳細については、こちらの記事をご覧ください。予定されているメンテナンススケジュールの詳細については、Catoステータスページをご覧ください

今回はCato Networks プロダクトアップデート(2025/8/11)についてご紹介しました。