Microsoft Teamsにもネイディブ接続できるCisco会議端末

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、Microsoft Teamsにもネイディブ接続できるCisco会議端末についてご紹介します。

Cisco会議端末の特徴

以前まではWebexシリーズ名でしたが、現在はCiscoシリーズ名にブランド変更されています。

  • 高臨場感ビデオ、高性能マイク
  • 画角調整、話者追尾、分割表示等の多彩なカメラワーク
  • スマートルームコントロール(人数管理、温度、湿度、調光)
  • 顔認識、名前表示
  • ノイズ検知とコントロール
  • Zoom、MS Teams、Google等の他社会議システムへの接続性

現在はハイブリッドワークで出社している人とテレワークの人とが混在している状況かと思いますが出社している人は会議室に集まることが多いかと思いますのでCisco会議端末はそのようなときに有用です。

他社会議室システムへの接続

Zoom、MS Teams、Google等の会議システムへの接続はSIPやH.323のプロトコルを利用することでCisco会議端末をWebex Meetings以外にも参加できます。

なお、接続は変換処理にSBCゲートウェイが必要になる場合があります。

Microsoft Teams認定

Microsoft Teams認定を取得しているCisco会議端末はネイティブにMicrosoft Teamsに参加できるためITリテラシーが低くてもCisco会議端末をMicrosoft Teamsに参加させることが出来ます。

Microsoft365を導入しているため会議システムはMicrosoft Teamsを利用しているお客様も機能豊富なCisco会議端末を導入いただけます。

Cisco Desk Series

  • Cisco Desk Pro:2023年中期にMicrosoft Teams Display認定予定

Cisco Room Series

  • Cisco Room Bar:2023年初頭にMicrosoft Teams Room認定予定
  • Cisco Room Kit EQ:2023年中期にMicrosoft Teams Room認定予定
  • Cisco Room Kit Pro:2023年初頭にMicrosoft Teams Room認定予定

Room BarRoom kitRoom kit PlusRoom Kit Pro
推奨設置場所小会議室小会議室中会議室大会議室
役員会議室
人数5名まで7名まで14名まで14名以上
カメラ距離3m5m9m9m以上
マイク内蔵マイク
外部マイク
両対応
内蔵マイク
外部マイク
両対応
外部マイク外部マイク
カメラ内蔵カメラ内蔵カメラ内蔵カメラ
外付けカメラ
両対応
内蔵カメラ
外付けカメラ
両対応
Microsoft Teams認定デバイス対応予定--対応予定

Cisco Board Series

  • Cisco Board Pro:2023年初頭にMicrosoft Teams Room認定予定

Board Pro 55Board Pro 75
推奨設置場所小会議室小会議室
人数3名まで7名まで
カメラ距離3m4.5m
Microsoft Teams認定デバイス対応予定対応予定

メーカ情報

まとめ

  • Cisco会議端末が他社製の会議システムへ参加するときはSIPやH.323プロトコルを利用する
  • Microsoft Teams認定を受けているものはネイティブにTeamsに参加できる
  • Cisco会議端末は会議室サイズ、人数に合わせて豊富なラインナップで対応できる

今回はMicrosoft Teamsにもネイディブ接続できるCisco会議端末についてご紹介しました。