ステップ記録ツールを用いてキャプチャ取得作業を簡略化!

「ステップ記録ツール」とは

“ステップ記録ツール”は、操作中に発生した問題の再現手順を自動記録するためのツールです。お客様からの不具合問合せのトラブルシューティングに利用することを目的に搭載されています。
ツールを起動し作業を進めるとクリック操作のタイミングで画像保存やクリックした箇所の記録を自動で行ってくれます。

先にも述べたように元々はトラブルシューティングを目的としたツールですが、操作手順書などの作成に活用することをお勧めします。
このツールを使えば何度もスクリーンショットを撮ったり、操作のたびに立ち止まってウインドウを移動するなどの手間を省くことができます。
また、一連の流れを自動で画像として取得してくれるため、スクリーンショットの取得漏れを防ぐこともできるのです。

ステップ記録ツールを活用して、操作手順書作成時のあの面倒な作業をなくして効率化しませんか!

操作手順

①キーボード上のWindowsキーを押下し左下の検索ウィンドウで「psr」と入力します。

②「ステップ記録ツール」をクリックし起動します。

③「記録の開始」を押下し、作業を進めます。

④作業が完了したタイミングで「記録の停止」を押下します。

⑤別ウィンドウで記録された内容が表示されるので適当な場所に保存します。(zipファイル形式で保存されます)

⑥zipファイルを解凍するとmhtファイルが存在するので、実行すると作業内容をInternetexplorer(IE)によって確認することができます。

注意事項

ステップ記録ツールは標準状態では、画像が25枚しか保存されないので26工程以上ある作業を記録する場合は設定を変更する必要があります。

<設定変更手順>
①「ステップ記録ツール」を起動した際、一番右側にある「▼」を押下し、 「設定」をクリックします。
②「保存する最新の取り込み画像数」の欄に数値を入力します。 ※保存の上限はWindows7の場合100枚、Windows8以降は999枚です。

最大取り込み画像数を超えた場合でも、アナウンスやポップアップによる通知が表示される、強制終了するということがないため、最初に保存された画像から自動的に削除されてしまいます。そのため、工程が多い場合はいくつかに分割して行うなどの注意が必要です。

また、PCのスペックによっては取り込み枚数が多いとzipファイル作成時に時間がかかる可能性があります。最大でも300枚程度に抑えることをお勧めします。

ステップ記録ツールの応用

その1

mhtファイルを右クリックし【プログラムから開く】からwordで開くことで、編集することも可能です。ステップごとに作業内容も文章で記録されているので、手順書やマニュアルをWordで作成する場合はこちらをお使いいただくと便利です。

その2

ステップ記録ツールは基本的にはGUIツールですが、CLI上でコマンドとしても扱うことができます。

<プログラムの場所>
C:\windows\system32\psr.exe

<使用頻度の高いオプション>
/start 記録の開始
/stop 記録の停止
/maxsc [value] 取り込み画像数の最大値
/gui [0|1] ステップ記録ツールのGUI表示の有効/無効(デフォルトで有効)
/recordpid [value] valueで指定したPIDのアプリケーションを触った時だけに記録する
/output [filepath] 最終的なファイルの出力先