海外のWi-Fi事情

 

まいど。バンブロ!Wi-Fi編集部のまるです。

日本はよく海外に比べてフリーWi-Fiの環境設備が遅れてる~とか言われています。
訪日外国人観光客から「日本はWi-Fiが少ないぞー!」というブーイングがくるとかこないとか。

じゃあ海外のWi-Fi環境はどんだけすごいのか

ちょっと調べてやろうじゃないの。

という訳で、今回は海外のWi-Fi事情についてです。

日本

 

まずは、日本のWi-Fi事情について予備知識を。

 

日本で現在フリーWi-Fiが提供されている場所は、飲食店やコンビニ、宿泊施設などの商業エリアが中心で、駅などの公共エリアはまだ普及途中といった感じでしょうか。

 

新幹線や飛行機などの交通機関が、最近増えてきたイメージですね。

JR東海 フリーWi-Fiサービスの拡大を発表

ANA国内線Wi-Fiサービスが4月からついに完全無料化へ!

いずれも都市部や観光地に多く設置されています。

 

以前の記事にも書いていますが、日本では通信キャリアからパケット通信を提供されるのが一般的です。データ通信量の節約のために、フリーWi-Fiを利用することはあっても、基本的にパケット通信でインターネットに接続することができるため、フリーWi-Fiはこれまであまり普及してきませんでした。

 

しかし、ここにきて外国人観光客が年々増えていること、2020年の東京オリンピックでさらに訪日外国人が増える可能性があることから、日本各地でフリーWi-Fiの設置が急がれています。

 

アメリカ

 

アメリカにも大手通信キャリアが複数あり、日本と同様、各社が競って格安サービスなどを提供しています。

 

しかし、アメリカでは、携帯電話の契約には信用調査が必要であり、社会保障番号(日本のマイナンバーのような個人ID)や支払履歴のあるクレジットカードなどの提示が求められます。

 

アメリカは移民が多く、彼らがそれらを取得するのはなかなかハードルが高く、特に渡米後すぐにキャリア契約することは難しいです。

 

そんな訳でアメリカでは、複雑な契約が不要なプリペイド携帯と格安SIMを利用する人が非常に多いです。これにより、フリーWi-Fiの需要が高く、全国の至るところにWi-Fiスポットがあるわけです。

 

代表的なのは、やはり日本でもおなじみのマックやスタバでしょうか。パスワードも不要で誰でも接続できる上に、全国各地のあちこちにあるので、アメリカでも定番Wi-Fiスポットとなっているようです。

 

その他の飲食店はもちろん、ホテル、図書館、鉄道会社や長距離バスなどの交通機関、グランドキャニオンをはじめとした大自然の国立公園の中でも、Wi-Fiは提供されています。

 

ただ、「これだけ設備が整っていればフリーWi-Fiだけ生活できるじゃん?」と思いがちですが、そういう訳ではありません。

 

当然、人が多く集まる場所では通信速度が遅くなり、繋がりにくくなります。また、国土の広いアメリカは自動車大国なので、車移動する際は、安定したWi-Fi環境を得られないこともあります。接続がスムーズな分、セキュリティ上のリスクもあるため、やはり安定したWi-Fi環境を保ちたい人は、キャリア契約をするようです。

 

ヨーロッパ

 

ヨーロッパと一括りにしていますが、当然各国によってWi-Fi事情は異なります。

 

一部の国ですが、調べてみると印象としては以下のような感じです。

フリーWi-Fiが多いフランス、イギリス、オランダ、スペイン
フリーWi-Fiが少ないドイツ、イタリア

 

いずれもやはり都市部ほどフリーWi-Fiが普及していて、アメリカと同様、街中にあるほとんどのカフェやレストランではWi-Fiが利用できます。

 

フランスのパリでは「PARIS Wi-Fi」というフリーWi-Fiサービスが提供されていて、市内の公園や美術館など、多くの公共施設に設置されています(一回の利用は2時間まで)

 

同じくスペインのバルセロナも、市が「Barcelona WiFi」という無料サービスを提供しています(午前8時~翌1時までの時間帯のみ)

 

一方、ドイツは近隣のヨーロッパ諸国に比べて、あまりWi-Fi設備が整っていません。

というのも、ドイツには厳格な著作権法があり、フリーWi-Fiで違法ダウンロードなどの犯罪行為があると、Wi-Fiを提供している業者側が処罰の対象となるため、不特定多数に対してWi-Fiを提供することに消極的です。

近年、法律が緩和され、少しずつフリーWi-Fiも増えつつあるようですが、まだまだ普及途中のため、フランスなどと同じノリでフリーWi-Fiに頼ろうとするとWi-Fi難民になる恐れがあります。

 

「通信速度が遅い」「時間制限がある」など多少難点はありますが、自治体が積極的に無料Wi-Fiを提供していたり、チェーン店だけでなく、小さなカフェや個人経営のレストランなどでもWi-Fiがあるのは便利ですね。

 

アジア

 

日本以外のアジアも各国によって様々です。

 

一部の国々ですが調べてみました。

フリーWi-Fiが多い中国、韓国、シンガポール、タイ
フリーWi-Fiが少ないインド

 

中国の上海では、政府と大手通信キャリア3社が連携した「i-shanghai」というフリーWi-Fiサービスが提供されています(1日2時間まで)。駅や公園、病院などの公共エリアに設置されていて、意外にも首都北京よりもWi-Fiが普及しているようです。

 

シンガポールでも、政府が提供するフリーWi-Fi「Wireless@SG」が国内の至る所にあり、世界有数の観光大国にふさわしく、外国人観光客が利用できる無料のWi-Fi環境が充実しています。

 

インドは、近年IT大国と言われていますが、フリーWi-Fiに関しては日本と同じく、飲食店などの一部の商業エリアが中心で、公共エリアではまだあまり普及していないようです。また、Wi-Fiがあっても回線速度が遅く、繋がりにくい面があり、諸外国と比べると不便さを感じるかもしれません。

 

まとめ

・・・・・・。

日本のフリーWi-Fi、言うほど遅れてないんじゃないかい?

どうです皆さん。

都市部に関しては、各国と同じで十分発達してますし、日本はコンビニという最強Wi-Fiスポットが全国各地にあるので、そこまで遅れをとっていないと思うんですが。

認めたくないだけですかね(対抗心)

 

ただ、日本はセキュリティの意識が高く、利用登録やパスワードなどの認証が必要なWi-Fiが多かったり、英語での説明がなかったり、外国人からしたら使い勝手はあまり良くないかもしれません。

駅で利用登録、カフェで利用登録、ホテルで利用登録してたら、ストレスで観光どころじゃないですしね・・・。

要は「日本は(外国人にとって使いやすい)フリーWi-Fiが少ない」ということなんじゃないでしょうか。

セキュリティ上の問題をクリアしないと難しいかもしれませんが、シームレスに使えるフリーWi-Fiが増えれば、外国人旅行客も、もっと安心して日本を満喫できるようになりますね。

 

今後の日本のWi-Fiに注目です。

 

 

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