3つのRPA製品のご紹介
こんにちは。TECHVAN RPAチームです!
前回はRPAツールの大まかな分類についてお話しましたね。
今回は具体的にどのようなRPA製品があるのかについて
2つの記事に分けてお話していきます。
今回紹介するRPAツール
今回紹介する製品は弊社で取り扱いのある製品のうちの
- Automation Anywhere / Automation Anywhere社(アメリカ)
- UiPath / UiPath社(アメリカ)
- WinActor / NTT DATA社(日本)
の3つの製品です。
3製品の違い
まずは大まかな3つの製品の違いについてみていきましょう。
Automation Anywhere
◆利用価格◆
年間 オープン価格
年間 オープン価格
◆導入事例◆
アメリカでRPAツールシェアNo.1を獲得し、世界を代表するRPAツールです。
◆その他の特性◆
AutomaitonAnywhereの特徴は、サーバー型のRPAというところです。
サーバー型のRPAとは、一か所のサーバーPCにRPAロボットを配置し、
サーバーPCから実際に自動化業務を行いたい複数PCへ接続、遠隔操作によって
自動化業務を行う機能を持つRPAツールのことです。
社内のPCすべてに同じRPAロボットを導入して自動化したい!
というような、RPAの大量導入を行いたいときに選択すると良いと思います。
中でもAutomaitonAnywhereは、RPAの標準機能である定型作業の自動化のみにとどまらず、機械学習と自然言語処理技術を用いて、一部の非定型業務の自動化も可能です。
また、高いセキュリティーを確保し、バックオフィス系業務に強いです。
WinActor
◆利用価格◆
フル機能版…年間 91万円(参考価格 2019年10月11日時点 )
実行版………年間 25万円 (参考価格 2019年10月11日時点 )
WinDirector(サーバー型)
年間 オープン価格
◆導入事例◆
800社を超える導入実績があり日本でのシェアNo.1です。
◆その他の特性◆
WinActorは何と言っても日本の会社の商品で、ドキュメント、機能メニューなどがすべて日本語で作成されているため、操作説明が英語で書かれていて読み解けない、といったことがありません。
実際にWinActorを使用して自動化プログラムを作成する際は、難しいプログラミングは必要なく、マウスクリックによる選択やドラッグ&ドロップなどの操作で作成することができるように作られており、プログラミング未経験者にも優しいRPAツールです。
また、WinActorはクライアント型RPAと呼ばれています。
クライアント型RPAとは、デスクトップ型とも呼ばれ、PC一台一台にRPAロボットを配置し、ロボットが直接そのPCを操作するRPAツールのことです。
一台毎にRPAロボットが存在することになるので、自動化をしたいPC
それぞれにRPAロボットの配置作業をする必要があります。
UiPath
◆利用価格◆
UiPath Studio・UiPath Robo(クライアント型)
年間 オープン価格
UiPath Orchestrator(サーバー型)
年間 オープン価格
◆導入事例◆
日本1000社・世界3700社以上の導入実績があります。
◆その他の特性◆
動作シナリオの作成・実行、管理支援などの機能群をモジュール化し、小規模から大規模まで幅広く対応します。
ブラウザ上のデータやデスクトップアプリケーションなど、ありとあらゆるシステムのデータを取り込むことができます。
UiPathは、プログラミング開発者ではお馴染みの.net系の開発環境であるVisualStudio上で動作するので、.NET系開発者には大変使いやすいRPAツールです。
また、UiPathはWinActorと一緒でクライアント型のRPAツールになります。
まとめ
以上、3つのRPA製品のご紹介でした。
この3つのRPA製品が、私たちTECHVAN RPAチームが日々研究しているツールとなり、当社取り扱いの製品となります。
今後、Automation Anywhereを中心に、RPAツールの機能や使い方、導入事例、TECHVAN RPAチームの活動について等をご紹介していきます。
ではまた次回!