業務・品質改善のWGを作って表彰された話

ビールよりレモンサワー派、QAエンジニアの川口飛鳥です。

当社の品質事業では、大きく分けて品質保証サービスと検証サービスを行っています。
私はどちらの業務にも携わらせてもらい、QAやってみたり、エンジニアやってみたり、コンサルやってみたりと結構なんでもやらせてもらっています。
直近で行ったコンサルティングでお客様より「プロジェクト賞」を頂いたので、どんな活動を行ったかをご紹介します

1.お客様のオーダー

お客様のオーダーをまとめると、以下4つでした。

 

  • 設計及びコードレビューを行っている担当者の負荷を下げたい
  • 品質を上げたい
  • 品質管理課のテストの質を上げたい
  • 最終的には社内で引き取れるようにしてほしい

最終的には、お客様の手で実施できるような立て付けが必要だったので、あくまでファシリテーションに注力し、実務はお客様に実施していただくこととして活動を行いました。

2. 第三者視点での課題抽出

現場に入ってすぐ、現状の課題や悩みをまとめたものを頂いたのですが、第三者視点でまず現状を確認するための時間を頂きました。

【STEP1】現状把握:ヒアリング

まずは現状把握ということで、いきなり今抱えている課題の確認ではなく、日常業務で何を行っているかということろから確認しました。
改善対象の品質管理課から着手し、その後関係部署に範囲をひろげ、業務内容や現状感じている課題や悩みなどのヒアリングをおこないました。

【STEP2】課題抽出:もっとヒアリング

ヒアリング結果をまとめ、部署間で考え方の違いや矛盾点などがみられたのでさらにヒアリングを行いました。結果、もともと品質管理チーム内で抽出していただいていたものと合わせて40個ほど課題が抽出されました。
大半の課題が部署間のコミュニケーションを活性化すれば解消できそうな内容でした。

【STEP3】解決策の提案、推進

課題抽出の結果、コミュニケーションの問題解決が重要と考え以下の提案を行いました。

  • コミュニケーションの問題解消を最優先とすること
  • 部署間の課題>部署内の課題(特に品管たてつけ)の順で活動をすること
  • WGをつくり、週に1回程度MTGを実施すること
  • WGメンバーは管理者ではなく、担当者から選任すること

 

3. WG(ワーキンググループ)結成

WG推進のご提案にOKをいただいたので、メンバー選出後に活動を始めました。
【WG活動方針】
やってみて、だめだったら即改善
【テクバン活動方針】
あくまで主役はお客様
【成果】
・キックオフ、定例MTG実施の定常化を推進
・KPTルール策定
⇒コミュニケーションが活性化され、自発的な改善の動きも出始めた。

この活動を「プロジェクト賞」として表彰いただきました。

表彰理由コメント:
もともと課題認識のズレは組織全体で無かったものの、その改善のための行動には腰が重く、改善活動はほぼされていませんでした。
そんな受動的なメンバーが多かった組織に対して、役職者以外のメンバーで課題解決するために自走式のチーム(ワーキンググループ)を見事に作り上げてくれたことを評価させていただきました。

4.今後について

部署間のコミュニケーションを活性化が、今後の業務・品質改善活動に必要なベースでした。そのベースが出来つつあるので、コミュニケーション以外の部署間の課題を解決しつつ、部署内の課題に着手していければと考えています。
また、第三者視点で見直したからこそ、「コミュニケーションが原因で、PJがうまく回っていない」という状況が抽出できたかなと思います。現場にいればいるほど、思い入れや先入観に邪魔される場面も手出てくるかもしれません。あくまで「第三者」という意識を忘れず今後の活動を行いたいと思います。

最後までよんでいただき、ありがとうございました。
業務改善でお困りの際は、どうぞテクバンまで。

 

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