CSVダウンロードでプロスペクトがいなくなる？代理申込の意外な落とし穴！
フォームのcsvダウンロードにて、申込のあったはずのプロスペクトが見当たらない、ということは起きたことがありませんか？
下記の項目をチェックをしてもフォームに紐づくプロスペクトが表示されない場合、「代理申込」が起きた可能性があります。
・該当のプロスペクトにお申し込みのサンクスメールを受け取ったアクティビティがある
＞アクティビティがない場合、フォームに入力したメールアドレスの入力間違いなどが考えられます。
・フォームの完了アクションにて指定されているリストには該当のプロスペクトが登録されている
＞リストに登録されていない場合、上記と同じく、メールアドレスに誤りがある、または正常にフォームが送信されていない可能性があります。
・LPを使用せず、フォーム単体でしか運用していない
＞LPを使用してフォームを選択していた場合、登録者はフォームではなく、LPに紐づきます。関連するLPからお客様のメールアドレスなどで検索ください。
上記のチェックはいかがでしたでしょうか。
当てはまらない場合は冒頭で紹介した代理申込をした、またはされた可能性があります。
今回はそんな代理申込について、影響や解決方法をご紹介いたします。
目次
- 代理申込とは？
- 代理申込の確認方法
- アクティビティの統合を未然に防ぐ方法
- 起きてしまった際の解決方法
代理申込とは？
ここでいう代理申込とは、自身のPCから他人の情報をPardotのフォームにて入力して送信することです。たとえば、ウェビナーへ申込する際に、お客様が同僚や上司の申込をまとめて行う、お客様に頼まれて自社担当者がお客様のメールアドレスをフォームに入力して登録するといったことを指します。
では、代理申込をするとプロスペクトにどのような影響があるのでしょうか。
一番に挙げられるのがアクティビティの統合です。
アクティビティとは、メールの開封やクリック、Webサイトの閲覧、フォームの送信などの履歴情報です。
代理申込を行うと、これらの情報が代理で申込した最後の人にまとめて紐づいてしまいます。そのため、フォームのcsvダウンロードにて申し込みのあったプロスペクトが見当たらない、といった問題が発生します。
代理申込の確認方法
該当のお客様にフォーム送信のアクティビティが紐づいていない場合の代理申込の確認方法は以下の通りです。
- 該当のプロスペクトを表示
- 監査タブより「ビジターの関連付け 変更済み」がないか確認
- 変更先のプロスペクトのアクティビティを確認
- フォーム送信のアクティビティがない場合、ステップ2に戻り、繰り返す
フォーム送信のアクティビティが複数紐づいているプロスペクトが代理申込をした際の最後に申込された人になります。
アクティビティの統合を未然に防ぐ方法
お客様での代理申込が起きること、または担当者がフォームから代理で申込をすることを想定した場合、アクティビティの統合を未然に防ぐ方法がフォームの「キオスク/データエントリモード」になります。
フォーム >[デザイン] ステップ > [詳細] タブ
画像：bannburo_form_kiosk.jpg
このチェックボックスをONにして機能を有効化すると、そのフォームでアクティビティの統合が発生しません。担当者が代理申込を行う際には、事前にフォームのキオスクモードを有効化してから実施しましょう！
■キオスクモードの注意事項
キオスクモードが有効化されたフォームにて初めて登録されたお客様の場合、ビジター情報が取得できません。ビジター情報とはお客様がPardotに登録されるまでに見たページや時間などのブラウザから取得される情報です。
起きてしまった際の解決方法
起きてしまった場合は残念ながらアクティビティの統合を解除する方法がありません。
どうしてもアクティビティを該当のお客様に付与したい場合は、お客様ご自身のPCにて、フォームを送信していただく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はフォームのcsvダウンロードにてプロスペクトが見当たらない時の確認するポイントや、代理申込の防ぎ方をご紹介いたしました。
上記内容を以下に簡単にまとめたため、問題の切り分けと解決のためにご利用ください！
■確認するポイント
・該当のプロスペクトにサンクスメールを受け取ったアクティビティがあるか
・フォームの完了アクションにて指定されているリストに該当のプロスペクトが登録されているか
・LPを使用していないか
■代理申込の防ぎ方
・フォームのキオスクモードをONにするだけ！
アクティビティが統合されてしまうと、ナーチャリングやダイナミックリストの条件で正しい指定ができなくなってしまいます。
代理申込を行う際は気をつけて実施しましょう！
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