配信したメールの効果を確認しよう!

皆さんは、Pardotのメールレポートを活用できていますか?
メール配信に追われて、その効果をなかなか確認できないなんてこともあるのではないでしょうか。
そんなときは、こちらの記事がおすすめです!

メールの開封・クリック率を高め、Salesforce で効果を可視化しよう!
Salesforceレポートにて、メール配信の効果が一目でわかるレポートを作成できます。

また、そもそもどこで何を確認すればよいかわからない、ということもあるのではないでしょうか。
Pardotでは、Salesforceレポートで効果を確認するほかに「高度なメール分析レポート」を利用し、配信したメールがどれだけ開封/クリックされたのかを分析できます。
さらに、「どれだけ真剣にメールが読まれたか?」や、「OutlookやGmailなど、どのメールソフトでメールが読まれたか?」といった詳細な情報を分析することも可能です。
本記事では、意外と知られていないレポート機能2選をご紹介します。

※超忙しい方向けの結論
・効果を確認したいメールからレポートを開き、[インタラクション]タブから「どれだけ真剣に読まれたのか」がわかります
・[メールクライアント]タブから「どのメールソフトで読まれているのか」を確認することができます

目次

  1. 前提
  2. どれだけ真剣に読まれたのか? を確認する
  3. どのメールソフトで読まれたのか? を確認する
  4. まとめ

1.前提

今回ご紹介するのは、アドオンパッケージ「高度なメール分析レポート」を使用している場合に利用できるレポート機能です。エディションは下記の通りです。

  • 使用可能なエディション: Pardot Plus Edition、Advanced Edition、および Premium Edition
  • 有料オプションで使用可能なエディション: Pardot Growth Edition

2.どれだけ真剣に読まれたのか? を確認する

まずは対象のメールのレポートを表示しましょう。以下が操作の手順です。
[メール]>[送信済み]から確認したいメールを選択し、[レポートを表示]ボタンをクリックします。
メールレポートには、[レポート]、[クリックスルーレートレポート]、[インタラクション]、[メールクライアント]の4つのタブがあります。
配信したメールが「どれだけ真剣に読まれたのか?」は、[インタラクション]タブから閲覧できます。

左側の「エンゲージメント総数」では、メール受信者全員の総計値を表形式で確認することができます。
右側の「メール開封エンゲージメント」では、メールを開封したユーザーにおいてメールがどれだけ真剣に読まれたかを円グラフで視覚的に確認することができます。

ここで確認できる項目の定義は次の表の通りです。

一見または未読の割合メール開封時間が 2 秒未満
拾い読みの割合開封時間が 2 ~ 8 秒
通読の割合開封時間が 8 秒以上
印刷メールが印刷された
転送の回数メールクライアントの [転送] ボタンを使用してメールが転送された

参考:Salesforceヘルプ記事「高度なメール分析レポート」

メールレポートを参照することで、開封割合を増やし、さらに通読の割合が増えるようメールを作成していくという指針をたてることができますね。

3.どのメールソフトで読まれたのか? を確認する

配信したメールが「どのメールソフトで読まれたのか?」は、レポートの[メールクライアント]タブから閲覧できます。

画面上部では、各メールソフトの割合を円グラフで確認することができます。
左側①の円グラフの各割合をクリックすると、右側②にさらなる詳細データが表示されます。
さきの画像では、緑色・23.6%のAppleをクリックしているため、②でAppleのダークモード/ライトモードで閲覧している人の割合を確認できます。

③の「使用中のメールクライアント」では、①の円グラフのデータを表形式で確認できます。
④の「クライアント別の詳細」では、各メールクライアントのより詳細な内訳を表形式で確認できます。

メールの最適化を行う上で、自社の顧客のメールクライアント割合を知るのは大切です。
例えばメールクライアントを確認することで、メール作成時の「表示テスト」で確認すべきメールソフトを絞れます!
「表示テスト」機能では表示崩れがないか事前に確認してから送信できるため安心ですが、メールクライアント数が多くて確認が大変なのも事実。レポートで顧客のメールクライアントを確認しておくことで、効率的にメール作成ができますね。

4.まとめ

メールのレポートでは、開封率やリンクのクリックだけでなく、

  • [インタラクション]から開封者がどれだけ真剣に読んだか
  • [メールクライアント]から何を利用してメールが読まれているのか

を確認することもできます。
メールの効果を確認し、改善点を探るうえで非常に有用なレポートのため、ぜひ確認してみてくださいね。

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