Webex Callingの3月新機能

こんにちは。ネットワークソリューション特集 編集部です。
今回は、3月に実装されたWebex Callingの新機能についてご紹介します。

トランク、ルートグループ、ダイヤルプランについて

  • トランク
    Webex Callingとローカル ゲートウェイ間の接続です。
  • ルート グループ
    複数のトランクを束ねて冗長性を提供するトランクのグループです。
    今まではローカルゲートウェイを冗長化出来なかったので待望の機能です。
  • ダイヤル プラン
    ESN/オンネット番号、+E.164 パターン、SIP URIドメインの3パターンの電話番号から選択可能になりました。
    今までは+E.164のみサポートでダイヤルイン番号を持たないユーザと既存PBX連携する際は同じ外線番号(オフネット扱い)になるため実質、連携不可でした。

ルートグループの設定

設定はCisco Webex Control Hubから行います。

https://admin.webex.com/

1.「トランク」で作成を行います。

2.「ルートグループ」で作成を行います。

3.「トランク名」、トランクを追加します。優先度を同じにするとロードバランスされます。

「保存」で完了です。

4.ダイヤルプランを作成します。

「ダイヤルプラン名」とトランク or ルートグループを指定します。
今回は、ロケーション番号「200」で3桁内線の構成にするので「200XXX」に設定します。

5.内線番号仕様は「サービス設定」⇒「Webex Calling とプレミス間の呼び出しルーティング」で変更できます。

6.「コールルーティング確認」ではシミュレーションが出来ます。

今回はWebex Calling(クラウドPBX)の3月新機能をご紹介しました。
次回は基本的な設定方法についてご紹介します。