こんちには！テクバン サポートチームの白井です。

今回はExchange Online インプレース アーカイブ機能をご紹介します。

 

どんな機能？

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Exchange Online インプレース アーカイブとは、特定期間が過ぎたメールアイテムを

アーカイブ専用領域に保存するための機能です。

アーカイブ領域は、通常のメール領域とは別に用意されるため、

現時点ではメールボックス容量を増加できないExchange Onlineで唯一の容量増加方法となります。

必要なライセンスは？

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インプレース アーカイブはどのOffice 365プランでもご利用いただけますが、

プランによってアーカイブ領域の容量が異なります。

Office 365 Business Essentials、Office 365 Business  Premium、Office 365 Enterprise E1で

アーカイブ領域の容量を無制限化したい場合、別途Exchange Online Archivingライセンスが

別途必要となります。

 

どうやって使うの？

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使い方は簡単で、各ユーザーメールボックスでインプレース アーカイブを有効化するだけです。

 

インプレース アーカイブが有効化されたユーザーについては、受信トレイとは別に

「インプレース アーカイブ」という受信フォルダが自動的に作成されます。

 

アーカイブ対象となるメールは、デフォルト設定ですと2年間を過ぎたメールが

アーカイブ対象となり、自動的にアーカイブ フォルダに移動されます。

アーカイブ対象の移動については、リアルタイムで実施されるわけではなく、

定期的に実行される動作となります。

※ 現在のところ、実行間隔を変更することはできません。

なお、アーカイブ対象の移動については明確な実行間隔はアナウンスされていませんが、

手動実行するためのPowerShellコマンドがありますので、明示的に実行することは可能です。

 

インプレース アーカイブは簡単に導入でき、無料で容量を拡大させることができる

機能となります。

Exchange Online 運用開始後でも有効化が可能ですので、この機会に有効化を

検討されてはいかがでしょうか。

 

次回は[標準機能でSharePoint/OneDriveのアクセス制御]をご紹介します。