kintoneのアプリコピーを使って、アプリを複製してみよう!
バンブロをご覧いただきまして、誠にありがとございます!
テクバンのITたまごぐみです!
本日はkintoneのアプリコピー機能について紹介します。
アプリコピー機能とは?どういうときに使うの?
kintoneで同じようなアプリを作成したいけれど、一からまた作成するのは面倒くさい…
そんなお悩みにお答えするのが、アプリコピー機能です!
アプリコピーでは作成済みのアプリを再利用して、新しいアプリを作成できます。
フォームや一覧などの設定が引き継がれるため、1からアプリの設定を行う手間を省くことができます。
とっても便利ですね!!
コピーとテンプレートの違い
ゲストスペースのアプリを別のゲストスペースにコピーしたいけど、コピーできない!
連携先のアプリをいくつもコピーするのは面倒くさい!
上記のような問題が発生した場合は、アプリテンプレート化機能を使用します。
コピーはアプリテンプレートより少ない手順、kintone内での作業だけで複製できますが、
コピー先・コピー元が別のゲストスペースの場合に制限があることがあります。
また連携先のアプリなど、複数のアプリをまとめて複製することができません。
アプリテンプレートは連携している複数のアプリをテンプレートとして外部に入出力できるため、
連携しているアプリを何度もコピーする必要がなくなります!
加えて外部に出力する機能を使って、バックアップとしてアプリを保存することもできます。
アプリコピー | アプリテンプレート | |
kintone内で作業が完結 | 〇 | × |
ゲストスペース外からアプリを複製(再利用)できる | × | 〇 |
連携しているアプリや、複数のアプリを複製(再利用)できる | × | 〇 |
いかがでしょうか?
コピー先、コピー元が別のゲストスペースではない場合や複数のアプリを複製する必要がない場合は、
アプリコピーを使ったほうが、操作も簡単で済みそうですね!
対して、ゲストスペースがコピー先、コピー元になっていたり、
複数のアプリを複製したい場合はアプリテンプレート化機能を利用しましょう!
アプリコピーを行う前に
あれ?アプリがコピーできない…
設定がうまく引き継げなかった!!
このような事態を避けるため、アプリをコピーする前に以下の内容を確認しましょう!
1.アプリの権限
アプリを再利用して作成するためには、アプリ管理権限が必要です。
まずアプリの作成権限と、コピー元のアプリの管理権限があるかを確認します。
2.外部のゲストスペースがコピー元・コピー先か
ゲストスペース内のアプリをコピーしたい場合は注意が必要です。
ゲストスペースでは、同じゲストスペース内のアプリしかコピーできません。
そのため「ゲストスペースで、ゲストスペース外のアプリをコピーしたい場合」や、
「ゲストスペース外で、ゲストスペース内のアプリをコピーしたい場合」は、
アプリのテンプレート化機能でアプリを作成します。
3.コピー作成したアプリに引き継がれない設定
以下の設定はコピー作成したアプリに引き継がれないため、コピー作成した場合は手動で再設定する必要があります。
- アプリコード
- APIトークン
- Webhook
- Slack連携
- 利用しているプラグインに適用している設定
ただし、有効/無効の状態は引き継がれます。 - アプリ管理者用メモ
ただし、アプリ管理者用メモの編集画面で「アプリテンプレートやアプリの再利用時にこのメモの内容を含める」にチェックが入っている場合は、引き継がれます。 - アプリのレコードのデータ
再利用して作成したアプリのレコードは空の状態になります。
アプリのレコードを引き継ぎたい場合は、再利用元のアプリからファイルにデータを書き出して、新しく作成したアプリに読み込みを行ってください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
またお会いしましょう~!