もしもの時に備えて ~kintoneでバックアップを取っておこう!~
バンブロをご覧いただきまして、誠にありがとございます!
テクバンのITたまごぐみです!
ついウッカリでミスをしてしまった… そんなもしもの時に役に立つのがバックアップですね!
本日はkintoneのバックアップについて紹介していきます!!!
kintoneでバックアップを取る方法
kintoneのバックアップについて、まず最初に言っておかなければならないことがあります。
それは…
標準機能でkintone内のすべてのデータを一度にバックアップできるボタンや操作はありません!!!
その機能を探しにきてこの記事をクリックしたのに…という方へ、あくまで標準機能では一括バックアップはできませんが、
後述のプラグインを導入することで可能になるのでぜひ最後までご覧いただければと思います。
プラグインを入れずにバックアップを取る方法が知りたい!という方もこの記事で操作方法を紹介いたしますので、ご覧いただければと思います。
アプリのバックアップ
たくさんのデータが詰まっているアプリは絶対バックアップを残しておきたいですよね…
こだわったアプリの設定もなくなってしまたらとってもショックです。
アプリのバックアップを取るには大きく二つの手順があります。
- アプリ内のレコードを書き出しする
- アプリをテンプレート化して保存する
1ではバックアップを取りたいアプリのレコードをすべて書き出します。
バックアップを取りたいアプリがたくさんあって大変、
という方はプラグインを使ったバックアップの方法を最後に紹介します!
2ではアプリのテンプレート化を行います。kintone内に保存することもできますし、kintone外部に保存することも可能です。
アプリのテンプレートでは、連携しているアプリをまとめて保存することができます。
この操作を行うにはアプリの管理権限およびkintoneのシステム管理権限が必要なので、操作をする前に権限が付与されているかを確認しましょう!
最後に、アプリのテンプレート化を行っても、一部引き継がれない設定があります。
テンプレートに含まれない設定については以下kintoneの公式ページをご覧ください。
https://jp.cybozu.help/k/ja/admin/app_admin/template/template_settings.html
スペースのバックアップ
スペースについてもバックアップを取ることができます。
こちらもアプリと同じようにテンプレートを作成してバックアップを取ります。
権限についてはアプリのバックアップと同じようにkintoneのシステム管理権限が必要です。
また、スペース内アプリを含むスペースをテンプレート化する場合は、そのスペース内アプリの管理権限も必要です。
スペースをテンプレート化する際は以下の制限があるため、こちらも確認しましょう。
テンプレート化するスペース内のスレッドとスペース内アプリの数には、次の制限があります。
スレッドの最大数:10個
スペース内アプリの最大数:20個
アプリ同様、一部の設定項目は、テンプレートに含まれません。
テンプレートに含まれない設定については以下kintoneの公式ページをご覧ください。
プラグインでkintoneのバックアップを簡単に!
ここまでの説明を読んだ方へ
kintoneってバックアップ取るの面倒…もうバックアップを取るのはあきらめよう…
と考えている方が多いかもしれません。
でも諦めるのはまだ早いですよ!!!
kintoneにはバックアップを簡単に取得できるようになるプラグインがあります!
kBackup
kBackupは、kintoneアプリに登録したデータが消えてしまった際に備えて、データ保全をするためのサービスです。
データは自動的にAmazon Web Serviceで運用された外部のサービスサイトに複製され、
インポート可能なCSVとしてダウンロード可能です!
これならいつミスが起きても、元の状態に復元できますね!
さらに「添付ファイル」や「ユーザー選択」等CSVで入力ができないフィールドについてもkBackup独自の形式でバックアップを行ってくれるため、
通常の書き出しよりに加えてより完全にバックアップができます。
そのほかのkBackupの機能や、詳細はこちらをご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
またお会いしましょう~!