HULFT Square と kintone を接続してみた（コネクション作成）
こちらはHULFT Sqaure と kintone を接続する方法について紹介する記事になります。
１．概要
１－１. はじめに
HULFT Squareとは、日本発のiPaaS（クラウド型データ連携プラットフォーム）です。
詳しい特徴や機能については、以下のURLをご参照ください。
公式製品ページ：https://www.hulft.com/service/hulft-square
１－２. 作業の目的
このページ内の作業を完了すると、以下の処理ができるようになります。
- kintone からコネクション作成に必要な情報を準備する。
- HULFT Square 上に kintone コネクションを作成する。
１－３. 作業準備
このページ内の作業を開始する前に、以下を準備する必要があります。
- 連携に利用するkintone アプリ（手順２－２－２で利用します）
- アプリにて操作権限を付与するユーザーのログインIDとパスワード
※付与手順は手順２－２－４で紹介します
（手順３－１－４で利用します）
２. kintone情報準備
２－１. 作業概要
kintone コネクションを作成するために、
接続するkintone環境に連携用のアプリが必要になります。
以下にてアプリの設定を更新する方法を記載します。
２－２. kintone アプリ更新
１．kintoneにログインし、「設定」メニュー(右上の歯車マーク)を開きます。
設定メニューから、「アプリ管理」をクリックします。
２．連携に利用するアプリの「設定」列の歯車マークをクリックします。
３．「設定」タブから「アクセス権 ＞ アプリ」を選択します。
４．「許可する操作」列のレコード閲覧～ファイル書き出しまでの操作の中から、
ユーザーに許可する操作を選択して「保存」をクリックします。
（それぞれの操作の権限については公式ドキュメントをご参照ください。）
※HULFT Squareコネクション作成に利用するため、
操作を許可したユーザー（本例では「アプリ作成者」）の
kintone環境にログインするIDとパスワードを事前にご準備ください。
５．アクセス権の設定が完了したら、「アプリを更新」をクリックします。
確認画面が表示されるため、「アプリを更新」を選択します。
これでkintoneのコネクション作成に利用するアプリの設定を更新できました。
続いて、kintoneの接続に必要なコネクションを作成していきます。
ここで、連携に必要な情報としてkintoneの「アプリ管理」画面から
以下の情報を取得してください。
- サブドメイン名：ページURLの［サブドメイン］部分
https://［サブドメイン］.cybozu.com/ - アプリID：利用するアプリの「ID」項目の値（本例では「6」）
- ログインID・ログインパスワード：
「２－２－４」で操作を許可したユーザー
（本例では「アプリ作成者」）のIDとパスワード
３. コネクション作成
３－１. コネクション作成
１. 左側のメニューから「コネクション」を選択し、コネクション一覧画面を開く。
画面左上の「+新規追加」をクリックします。
２. コネクターから「kintone」、
種類から「kintone接続」を選択し「次へ」をクリックします。
３. コネクションの名前と利用するワークスペースを設定し、「次へ」をクリックします。
４. kintoneから取得した情報を以下のように画面に入力して、
「接続テスト」をクリックします。
- サブドメイン名：ページURLの［サブドメイン］部分
https://［サブドメイン］.cybozu.com/ - アプリID：利用するアプリの「ID」項目の値（本例では「6」）
- ログインID・ログインパスワード：
「２－２－４」で操作を許可したユーザー
（本例では「アプリ作成者」）のIDとパスワード
５. Integrateサービスとプロファイルを設定し「OK」をクリックします。
接続テストに成功したことを確認し、「OK」をクリックします。
６.プロファイルを選択し、「次へ」をクリックします。
７.すべての設定に誤りがないか確認し、「完了」をクリックします。
お疲れ様でした！
これでkintoneへの接続に必要なコネクションが以下のように作成されました。
いかがだったでしょうか？
他にも、様々なケースの対処法を紹介していますので、是非目を通してみてください。
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