Eloquaでターゲットを探そう!-コンタクトとセグメントについて
こんにちは。
前回は、Eloquaの概要についてお話させて頂きました。
これからは各機能を更に詳しくご説明していきます。
今回は表題の通り「マーケティングのターゲットを探す」ことに関する機能についてお話させて頂きます。
■コンタクト
■セグメント
コンタクトとは?
Eloquaにおけるコンタクトとは、マーケティングの対象として利用できる顧客データを示します。
例えば顧客がHPの問い合わせ画面を使って送ってきたデータや、会員登録画面で登録したデータなどを、[コンタクト]機能でEloqua内に蓄積します。
データは画面上からの手入力やExcelファイルのインポートによって登録することも可能です。
Eloquaでは基本的にコンタクトをEメール・アドレスで判別しており、そのEメール・アドレス宛に送信したEメールを開いてもらうことで、PCや携帯端末のIPアドレスを取得することができます。
Eloquaのマーケティングでは、それらの情報を利用してWebサイトの閲覧状況やEメールの開封状況を取得し、顧客の行動から興味のある分野・製品を分析することで、顧客ひとりひとりに合ったコンテンツの配信や提案を行う手助けをします。
(図1)コンタクトの例。顧客の各情報が上図のように登録されます。
セグメントとは?
セグメントとは、コンタクトのグループ分けを行う機能です。
グループに含めるコンタクト・メンバーは、個別に指定するほか、様々な指定の条件(フィルタ)によって絞り込むことができます。
例えば会社規模、住所といった情報や、「特定のEメールを開いたことがある」、「特定のWebページを3回以上訪問したことがある」など、関心の対象に関する事項もフィルタとして設定することが可能です。
こうして営業活動のターゲットを抽出してリスト化します。
(図2)セグメントの例。会社名やメールの送信状況、オープン状況などを同時にフィルタ条件として設定できます。
(図3)セグメントによって抽出したコンタクトを一覧にして参照することもできます。
まとめ
コンタクトとセグメントを活用すれば、必要なデータの蓄積や、それぞれの顧客の特徴や関心からターゲットを絞り込むことが容易になることがお分かり頂けたかと思います。
次回は、コンタクトとセグメントで抽出したターゲットに対して実際にマーケティングを行うための機能についてお話ししたいと思います。