DataSpiderでチーム開発をする。(バージョン管理機能編)

前回の記事に引き続き、DataSpiderを実際に使って開発を行う際複数人で開発を行いたい場合に役に立つ機能を紹介していきます。(先週の記事を読まれていない方は以下のリンクを参照ください)

今回紹介する機能はバージョンによるプロジェクトの管理と、チーム開発機能によるプロジェクトのコミット機能です。(バージョン4.2時点での情報です)

1.バージョンによるプロジェクトの管理

DataSpiderでは、プロジェクトのバージョン(履歴)機能による、過去のプロジェクトへの復元を行うことができます。この機能の利用には前回紹介しましたリポジトリDBの設定は必要ありません。また、バージョンはプロジェクトの保存のたびに自動で更新されていきます。

プロジェクトのプロパティより、バージョンを確認できる

プロジェクトをエクスポートする際、どのバージョンをダウンロードするか選ぶことができます。
もし誤って保存してしまった場合でも、前のバージョンをダウンロードし再びそのプロジェクトをアップロードすることで復元することができます。

誤って保存したとしても、バージョンを指定してダウンロードすることにより復元することができる

2.チーム開発機能

上で紹介したプロジェクト内のバージョン管理は容易に利用できる一方、保存のたびに自動でバージョンが生成されてしまうため、作成期間が長くなるほどプロジェクトの肥大化を招くことになります。

これに対してチーム開発機能は、サーバーでプロジェクトの一元を行い、ローカルでスクリプトの作成を行うことでプロジェクトの肥大化を防ぐことができます。

チーム開発機能とは、プロジェクトのコミット機能やローカルにあるプロジェクトによる復元等、サーバーを利用したプロジェクトの管理機能のことを指します。チーム開発機能を利用する際、複数ユーザーの利用を前提としているため、前回のブログで説明しましたリポジトリDBを利用するようにしてください。

チーム開発機能は、コントロールパネル内の「DataSpiderServerの設定」画面にある「チーム開発」タブより設定することができます。設定を有効にするには、「チーム開発機能を有効にする」にチェックを入れ、いったんログオフする必要があります。

チーム開発機能を有効にすると、ローカルで作成したプロジェクトのコミット、開発者同士によるコンフリクトの確認と解消、サーバーのプロジェクトをローカルの履歴から復元といった機能を使用することができます。

チーム開発を有効にした場合、チーム開発を選択し、機能を選ぶことができる

こうした便利な機能がDataSpiderには多くあります。次回のブログではDataSpiderでできる諸機能について説明していきたいと思います。