OICを使い倒す！ #01-OIC（Oracle Integration Cloud）とは？
はじめまして！
テクバン OIC技術担当の平井です。
OIC…正式名称「Oracle Integration Cloud」
それって何だ？という方もいらっしゃるかもしれませんが、
Oracle発のiPaaS製品になります。
今年のガートナーのレポートではOracleがiPaaSのMagic QuadrantでOracleがリーダーに格付けされており、
日本でもこれからOracle Integration Cloudが盛り上がりをみせていくのではないかと
密かに期待しています。
Oracle Integration Cloud : 管理画面
本記事「OICを使い倒す！」では、この流れに乗り遅れまいと汗する仲間たちのため
Oracle Integration Cloudの数多ある機能のあれやこれやについて
力の及ぶ限り発信していこうと思います。
しかし、いきなり機能の詳細に入る前に
まずは自己紹介よろしく、Oracle Integration Cloudの紹介をしていきましょう。
Oracle Integration Cloudとは何か？
一言で言えば、Oracle Cloud上で動作するiPaaS製品です。
公式の文言を引用すれば「機械学習、組込みベスト・プラクティス・ガイダンス、事前組込みの統合およびプロセス自動化を組み合せてビジネス・アプリケーション間の障壁を排除」する製品です。
・Oracle Integration Cloudの公式ページはこちら
…て、どういう製品なのでしょうか？
いったい何が「障壁」で、Oracle Integration Cloudがどのように機能するのでしょうか。
具体的なケースをイメージしてみましょう。
たとえば、あなたが会社を運営しているとして、
所有している顧客情報を、SalesforceなどのCRM製品で管理し、
エンドユーザとの接点及びスコアリングを、Responsys・Pardot・Eloquaなどに代表されるマーケティングオートメーション製品で運用しているとします。
マーケティングオートメーション製品が収集したリード情報をCRM製品側にも同期させたいと考えたとき、
どのようなハードルがあるでしょうか？
①データを同期するAPIモジュールの開発
②マーケティングオートメーション製品側とCRM製品側のデータ構造の違いを吸収する仕組みの開発
③開発したAPIモジュールのメンテナンス
マーケティングオートメーション製品側とCRM製品側で仕様も違うため、開発の工数は倍々に増えていきます。
すると、リード情報の連携について「ま、いっか」
と妥協してしまい、同期を諦めてしまうということが起こりがちです。
これが「障壁」です。
ビジネスアプリケーションの多様化とサイクルの高速化が進む中で
システムの統合が置き去りにされ、
利用しているインフラの本来の力を発揮できていません。
Oracle Integration Cloudは、このシステムの統合の際に現れる「障壁」を
・豊富なアダプタライブラリ
・データ構造の違いを吸収するマッピング機能
・プログラムレスで操作可能なモジュール構築画面
で解決します。
システムAとシステムBの組み合わせで、本来得られるはずだった効用を取り戻します。
さて、いよいよOracle Integration Cloudの画面を見てみましょう。
障壁を排除するためのコアな機能として、Oracle Integration Cloudには「統合」設定というものがあり
下図がその設定画面です。
①トリガーの設定
＞毎日何時にモジュールを定期実行する、などの設定を行います
②アダプター及びシステムのデータ構造に関する設定
＞利用するアダプタと、接続先システムのデータ構造の設定を行います
対応アダプタの一覧はこちら
③マッピング設定
＞接続先システムのデータ構造の違いを、この設定で吸収します
④処理の終了
Oracle Integration Cloudを利用すれば、わずかこれだけの要素と設定作業でデータのパッチ連携が開始されます。
素晴らしい！
でも、マッピングって具体的に何？
トリガーってどんなことが設定できるの？
いやいや、それよりもどうすればOracle Integration Cloudを導入できるの？
まだまだ語るべきことは山とありますが、
この続きは次回に！
弊社では、関連してSalesforce、Oracle Eloquaなどの
CRM・マーケティングオートメーション製品の導入・運用サポートも行っています。
・Salesforce導入支援サービス
・Oracle Eloqua導入支援サービス
・バンブロ！ Oracle Marketing Cloud(Eloqua)特集
Oracle Integration Cloudの動作基盤であるOracle Cloud Infrastructureの導入支援も
もちろん行っています。
・Oracle Cloud Infrastructure導入支援サービス
お気軽にお問い合わせください！
本記事「OICを使い倒す！」では、この流れに乗り遅れまいと汗する仲間たちのため
Oracle Integration Cloudの数多ある機能のあれやこれやについて
力の及ぶ限り発信していこうと思います。
しかし、いきなり機能の詳細に入る前に
まずは自己紹介よろしく、Oracle Integration Cloudの紹介をしていきましょう。
Oracle Integration Cloudとは何か？
一言で言えば、Oracle Cloud上で動作するiPaaS製品です。
公式の文言を引用すれば「機械学習、組込みベスト・プラクティス・ガイダンス、事前組込みの統合およびプロセス自動化を組み合せてビジネス・アプリケーション間の障壁を排除」する製品です。
・Oracle Integration Cloudの公式ページはこちら
…て、どういう製品なのでしょうか？
いったい何が「障壁」で、Oracle Integration Cloudがどのように機能するのでしょうか。
具体的なケースをイメージしてみましょう。
たとえば、あなたが会社を運営しているとして、
所有している顧客情報を、SalesforceなどのCRM製品で管理し、
エンドユーザとの接点及びスコアリングを、Responsys・Pardot・Eloquaなどに代表されるマーケティングオートメーション製品で運用しているとします。
マーケティングオートメーション製品が収集したリード情報をCRM製品側にも同期させたいと考えたとき、
どのようなハードルがあるでしょうか？
①データを同期するAPIモジュールの開発
②マーケティングオートメーション製品側とCRM製品側のデータ構造の違いを吸収する仕組みの開発
③開発したAPIモジュールのメンテナンス
マーケティングオートメーション製品側とCRM製品側で仕様も違うため、開発の工数は倍々に増えていきます。
すると、リード情報の連携について「ま、いっか」
と妥協してしまい、同期を諦めてしまうということが起こりがちです。
これが「障壁」です。
ビジネスアプリケーションの多様化とサイクルの高速化が進む中で
システムの統合が置き去りにされ、
利用しているインフラの本来の力を発揮できていません。
Oracle Integration Cloudは、このシステムの統合の際に現れる「障壁」を
・豊富なアダプタライブラリ
・データ構造の違いを吸収するマッピング機能
・プログラムレスで操作可能なモジュール構築画面
で解決します。
システムAとシステムBの組み合わせで、本来得られるはずだった効用を取り戻します。
さて、いよいよOracle Integration Cloudの画面を見てみましょう。
障壁を排除するためのコアな機能として、Oracle Integration Cloudには「統合」設定というものがあり
下図がその設定画面です。
①トリガーの設定
＞毎日何時にモジュールを定期実行する、などの設定を行います
②アダプター及びシステムのデータ構造に関する設定
＞利用するアダプタと、接続先システムのデータ構造の設定を行います
対応アダプタの一覧はこちら
③マッピング設定
＞接続先システムのデータ構造の違いを、この設定で吸収します
④処理の終了
Oracle Integration Cloudを利用すれば、わずかこれだけの要素と設定作業でデータのパッチ連携が開始されます。
素晴らしい！
でも、マッピングって具体的に何？
トリガーってどんなことが設定できるの？
いやいや、それよりもどうすればOracle Integration Cloudを導入できるの？
まだまだ語るべきことは山とありますが、
この続きは次回に！
弊社では、関連してSalesforce、Oracle Eloquaなどの
CRM・マーケティングオートメーション製品の導入・運用サポートも行っています。
・Salesforce導入支援サービス
・Oracle Eloqua導入支援サービス
・バンブロ！ Oracle Marketing Cloud(Eloqua)特集
Oracle Integration Cloudの動作基盤であるOracle Cloud Infrastructureの導入支援も
もちろん行っています。
・Oracle Cloud Infrastructure導入支援サービス
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