Watson Discoveryを使って検索してみた

目次

下準備

IBMのWatson Discoveryを使って検索するに当たり、まず以下2つの準備をしましょう。
①.IBM Cloudのアカウント作成
IBM Cloudのアカウント作成は上記URLのリンクにそって作成していきましょう。
(登録確認メールがすぐに届かないこともあります。気長に待ちましょう。)

②.curl のインストール
curlのインストール方法は、以下のようにしていきましょう。

1.curlのダウンロードサイトへ行き、「Download」をクリック

2.自分のPCに合わせてcurlをダウンロード

今回は、Win64 x86_64 zipをダウンロードしました。

3.curlが正常にインストールされたか確認

curlコマンドで-Vオプションもしくは–versionオプションを使用して、以下のように表示されたらインストール完了です。

 

1.Discoveryの作成

では、早速Discoveryの作成を行っていきましょう。
まずはじめに、IBM Cloudのダッシュボードへ移動しましょう。

1.右上の「カタログ」をクリック

2.「プラットフォーム」の「Watson」をクリックし、「ディスカバリー」を選択

3.価格プランを「ライトプラン」、デプロイする地域/ロケーションの選択 は 「米国南部」を選択し「作成」をクリック


ダッシュボードに戻り、ディスカバリーが生成されていたらDiscoveryの作成は完了です。

2.collectionの作成

次は、collectionを作っていきます。

1.今作ったダッシュボードにある「ディスカバリー」をクリック


その中に、環境変数があり、”username”と”password”があります。
今から使うのでコピーしておきましょう。

2.コマンドプロンプトからcurl.exeを実行し、collection作成のための環境を作成

以下を元に、コマンドプロンプトで実行しましょう。

環境作成
curl -X POST -u “{username}”:”{password}” -H “Content-Type: application/json” -d ‘{
“name”: “my_environment”,
“description”: “My environment”
}’ “https://gateway.watsonplatform.net/discovery/api/v1/environments?version=2018-03-05”

※ { }を修正してから投入してください。
※ {username},{password}はDiscoveryの資格情報にて確認。
※ このままコピーをすると改行されていますので、改行を消してからコマンドプロンプトで実行してください。

上のようになれば環境作成完了です。
“environment_id”は今からcollection作成で使うのでコピーしておきましょう。

3.collectionの作成

IBM Cloud のDiscoveryからでも作成は出来ますが、
日本語対応のcollectionを作成するために、今回はcurlで作っていきましょう。

以下を元に、コマンドプロンプトで実行しましょう。

環境作成
curl -X POST -u “{username}”:”{password}” -H “Content-Type: application/json” -d “{ \”name\”: \”jp_collection\”, \”description\”: \”My test collection\”, \”language\”: \”ja\” }” “https://gateway.watsonplatform.net/discovery/api/v1/environments/{environment_id}/collections?version=2017-11-07”

※ { }を修正してから投入してください
※ このままコピーをすると改行されていますので、改行を消してからコマンドプロンプトで実行してください。

上のようになればcollectionの作成完了です。
※collection_id はデータ投入時に使うので、コピーしておきましょう。

3.データの作成と投入方法

検索をするために、collectionに入れるデータを作っていきましょう。

1.テキストファイルを開き、投入するデータをjsonファイルで作成

テキストファイルは、メモ帳やサクラエディタなどで作成しましょう。
保存する際、拡張子を「.json」に変更してください。

以下の例を参考に作成してください。

環境作成
{
“doc_id”:”001″,
“title”:”アカウントロック”,
“question”:”パスワード入力を間違えてしまい、ロックされてしまいました。”,
“body”:”ロックされた場合、1時間で解除されます。1時間後に再度ご確認下さい。”
}

※ 1  データごとにファイルを作る。
※ 2  jsonのフィールド構成、フィールド名は例です。任意の構成、名称で構いません。

2.コマンドプロンプトから投入したいデータがある場所へ行き、データを投入

以下を元に作成して実行してください。

環境作成
curl -X POST -u “{username}”:”{password}” -F file=@{ファイル名 }”https://gateway.watsonplatform.net/discovery/api/v1/environments/{environment_id}/collections/{collection_id}/documents?version=2018-03-05

※ { }を修正してから投入してください。
※ {username},{password}はDiscoveryの資格情報にて確認。
※ {environment_id}、{collection_id}はcurlで実行したものを確認

3.コマンドプロンプトでcurlの場所へ移動し、データが投入されているかを確認

以下を元に作成して実行してください。

環境作成
curl -u “{username}”:”{password}” “https://gateway.watsonplatform.net/discovery/api/v1/environments/{environment_id}/collections/{collection_id}?version=2018-03-05”


“document_conts”の”available”が投入したデータ数 で “failed”が0 であれば成功です。

4.IBM Cloud画面からの検索

いよいよ、検索です。
まずはじめに、、IBM CloudのダッシュボードからDiscoveryに移動しましょう。

1.「ツールの起動(Lunch tool)」をクリック

2.「Build queries」をクリックして、「Choose a collection to query」で自分で作ったcollectionを選択し「Get started」で検索画面に移動

3. ①「Search for documents」をクリックした後、②Use natural Language で質問を入力し、③「Run query」を選択で検索開始。

右側のResultsに検索結果が出てきます!!

ここまで長い道のりでしたが、自分で投入したデータが
実際に検索できるようになると、ちょっと感動ですね。
無料のIBM Cloudのアカウントで手軽にWatsonのAIを試せるので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。

 
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